プロジェクト一覧
共進化実現プログラム(第Ⅱフェーズ)
SciREX事業では、国の具体的な政策課題に基づいて、政策担当者と研究者とが対話をしながら研究課題を設定し、共に研究を進める「共進化実現プログラム」を実施しています。研究者の学術的関心のみに基づく研究ではなく、また行政官が行う委託調査でもない、両者が課題設定の段階から一緒に取り組むという、EBPM(エビデンスに基づく政策形成)の新しい実践です。課題が明確になっているものについては共進化実現ステージ(研究期間:原則2年)として、また課題設定を共に行っていくもの等については共進化準備ステージ(研究期間:原則1年)として取り組みを進めています。
共進化実現ステージ
- 研究開発プログラムの開発・評価に資するエビデンス構築の研究
2021年6月-2023年3月、代表者:林 隆之 (政策研究大学院大学 教授)
- レジリエントな産学連携とイノベーション・システムのためのエビデンスの収集と分析
2021年6月-2023年3月、代表者:隅藏 康一 (政策研究大学院大学 教授)
- 科学技術・イノベーション政策の経済社会効果分析の政策形成プロセスへの実装
2021年6月-2023年3月、代表者:池内 健太 (政策研究大学院大学 SciREXセンター 特任フェロー)
- 我が国の大学等による宇宙分野の人材育成支援活動のための国内枠組みと展開可能性
2021年6月-2023年3月、代表者:Verspieren Quentin (東京大学 特任講師)
- 我が国の宇宙デブリ関連の国際ルール形成・標準化のための官民連携に関する研究
2021年6月-2023年3月、代表者:鈴木 一人 (東京大学 教授)
- 自然科学と文化芸術、人文学・社会科学の多様な連携の社会的価値の可視化と実践的手法
2022年4月-2023年3月、代表者:城山 英明 (東京大学公共政策大学院 教授)※2022年度は共進化準備ステージから移行
- 「将来社会」を見据えた研究開発戦略の策定における官・学の共創
2021年6月-2023年3月、代表者:平川 秀幸 (大阪大学 教授)
- 児童生徒の心と体の健康の保持増進に向けた教育データの活用
2021年6月-2023年3月、代表者:川上 浩司 (京都大学 教授)
- イノベーション・エコシステムのハブ拠点が有する自立性・持続可能性の要件に関する調査研究
2021年6月-2023年3月、代表者:永田 晃也 (九州大学 教授)
- 新型コロナウイルス感染症による暮らしへの影響分析-オントロジー工学による接近
2022年4月-2023年3月、代表者:諸賀 加奈 (九州大学 客員助教)※2022年度は共進化準備ステージから移行
- 博士等に関する情報基盤の充実・強化及び人材政策と大学院教育の改革に向けた事例研究
2021年6月-2023年3月、代表者:須藤 憲司(NISTEP 総務研究官、2022年4月より) 星野 利彦 (NISTEP 総括上席研究官、2021年6月-2022年3月)
共進化準備ステージ
- 研究業績の評価に基づく資源配分効果の動態的特性分析のための基礎研究
2021年6月-2022年3月、代表者:大山 達雄 (政策研究大学院大学 名誉教授)
- 自然科学と芸術、人文学・社会科学の多様な連携形態の掘り起こしとインセンティブ・アウトカムの可視化
2021年6月-2022年3月、代表者:城山 英明 (東京大学 教授)※2022年度は共進化実現ステージへ移行
- 人文学・社会科学と自然科学の連携活動・インセンティブ・アウトカムの可視化-九州大学と東京大学の研究者実態調査
2021年6月-2022年3月、代表者:小林 俊哉 (九州大学 准教授)※2022年度は共進化実現ステージプロジェクト「自然科学と文化芸術、人文学・社会科学の多様な連携の社会的価値の可視化と実践的手法」の一部として継続
- 産学連携・地域連携活動に積極的に取り組む研究者のインセンティブ構造に関する研究
2021年6月-2022年3月、代表者:鈴木 千賀 (九州大学 助教)
- 新型コロナウイルス感染症による暮らしへの影響についての実証分析―オントロジー工学及び経済分析からの接近―
2021年6月-2022年3月、代表者:諸賀 加奈 (九州大学 助教)※2022年度は共進化実現ステージへ移行
RISTEXプロジェクト
SciREX事業の一環として、JST 社会技術研究開発センター(RISTEX)が研究開発プロジェクトを公募し、プログラム総括のマネジメントの下に推進しています。
- デジタルツイン都市を活用した危機管理下での政策決定支援
【通常枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:佐々木 邦明(早稲田大学 教授)
- 木質バイオマス熱エネルギーと地域通貨の活用による環境循環と社会共生に向けた政策提案
【通常枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:豊田 知世(島根県立大学 准教授)
- 感染症対策と経済活動に関する統合的分析
【通常枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:仲田 泰祐(東京大学 准教授)
- 幼児教育の「質」が子供の学力や非認知能力に与える効果の検証
【通常枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:中室 牧子(慶應義塾大学 教授)
- 大学発シーズの上市に関わる価値連鎖診断プロトコルの開発と実装
【共進化枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:坂井 貴行(神戸大学 教授)
- ライフサイエンスにおける誠実さの概念を共有するための指針の構築
【共進化枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:田中 智之(京都薬科大学 教授)
- 研究分野の多様性を踏まえた研究公正規範の明確化と共有
【共進化枠】 2021年10月~2025年3月、代表者:中村 征樹(大阪大学 教授)
- 研究公正推進政策のための電子ラボノート実装ガイドライン作成を通したガバナンス研究
2020年10月-2024年3月、代表者:飯室 聡 (国際医療福祉大学 未来研究支援センター 教授)
- 医療情報化推進に向けた課題解明と2020年代における政策基軸の形成
2020年10月-2024年3月、代表者:奥村 貴史 (北見工業大学 工学部 教授)
- 農林業生産と環境保全を両立する政策の推進に向けた合意形成手法の開発と実践
2020年10月-2024年3月、代表者:香坂 玲 (名古屋大学 大学院環境学研究科 教授)
- 生態系サービスの見える化による住民参加型制度の実現可能性評価と政策形成過程への貢献
2020年10月-2024年3月、代表者:乃田 啓吾 (岐阜大学 応用生物科学部/地域環境変動適応研究センター 助教)
- シビックテックを目指した気候変動の「自分事化」に基づくオンライン合意形成手法の開発と政策形成プロセスへの実装
2020年10月-2024年3月、代表者:馬場 健司 (東京都市大学 環境学部 教授)
- 科学的エビデンスに基づく社会インフラのマネジメント政策形成プロセスの研究
2019年10月-2023年3月、代表者:貝戸 清之(大阪大学 大学院工学研究科 准教授)
- オープンサイエンスに基づく発達障害支援の臨床の知の体系化を通じた科学技術イノベーション政策のための提言
2019年10月-2023年3月、代表者:熊 仁美(特定非営利活動法人ADDS 共同代表)
- 研究力の「厚み」分析による社会インパクトの予測と政策評価手法の開発
2019年10月-2023年3月、代表者:小泉 周(大学共同利用機関法人自然科学研究機構 新分野創成センター 特任教授)
- 脱炭素社会の構築に向けた科学技術イノベーションの社会的受容性と価値創造の評価
2019年10月-2023年3月、代表者:高嶋 隆太(東京理科大学 理工学部 准教授)
- イノベーションを支えるデータ倫理規範の形成
2019年10月-2023年3月、代表者:横野 恵(早稲田大学 社会科学部 准教授)
- 子どもの貧困対策のための自治体調査オープンデータ化手法の研究
2018年10月-2022年3月、代表者:阿部 彩(首都大学東京人文社会学部 教授)
- 病床の減床と都市空間の再編による健康イノベーション
2018年10月-2022年3月、代表者:伊藤 由希子(津田塾大学総合政策学部 教授)
- 医学・医療のためのICTを用いたエビデンス創出コモンズの形成と政策への応用
2018年10月-2022年3月、代表者:加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科 教授)
- 家族を支援し少子化に対応する社会システム構築のための行動科学的根拠に基づく政策提言
2018年10月-2022年3月、代表者:黒田 公美(理化学研究所脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チーム チームリーダー)
- レジリエンス強化のための省エネルギー機器導入制度設計
2017年10月-2022年3月、代表者:上道 茜(東京大学大学院工学系研究科 助教)
- 先端医療のレギュレーションのためのメタシステムアプローチ
2017年10月-2021年9月、代表者:加納 信吾(東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授)