我が国の人文学・社会科学の国際的な研究成果に関する
モニタリング指標の調査分析
プロジェクト概要
「人文学・社会科学研究の国際性の可視化が重要である」という大学・研究現場等と行政の共通認識に基づき、特に国際ジャーナル論文に関する定量的指標構築の可能性についてフィジビリティ―の検討・調査分析を行う。
実施体制
研究実施者
氏名 | 所属・役職 |
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軽部 大(研究代表者) | 一橋大学 教授 |
後藤 真 | 人間文化研究機構 准教授 |
小泉 周 | 自然科学研究機構 特任教授 |
原 泰史 | 神戸大学 大学院経営学研究科 准教授(2024年10月より) |
行政担当部署
部署 |
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文部科学省研究振興局振興企画課 学術企画室 |
政策課題
本プロジェクトの政策課題は、「人文学・社会科学研究の国際性」について、いかに適切に可視化し状況を把握するかにある。特に、人社の国際的な研究成果として、モニタリング指標として掲げられている「国際ジャーナル論文数」を主たる対象とし、その指標の定量的把握・計量手法、分析手法等モニタリングの手法のフィジビリティ―について検討を行う。
具体的な研究計画
- 〇数えるべき国際ジャーナルの範囲の限定(「人社学術ジャーナル・リスト」①選別):人社研究成果として把握すべき、学術ジャーナル誌の全てをリストアップする。
- 〇データ取得・統合(②データ取得、④統合):国際的なジャーナル等の世界最大のデータベースであるScopus(Elsevier社)を中心とし論文数を把握する。また、補完的に、国内ジャーナル論文群についての把握も実施する。
- 〇研究者・研究機関の名寄せ(③名寄せ):KAKENデータベース等を用いて研究者・研究機関の名寄せを行う。
- 〇定量的カウントの方法検討(⑤カウント):国際ジャーナル論文発表の定量的な数を、人社全体、また、サブカテゴリーごとに分類して実施する。
- 〇人社研究者ヒアリングの実施(⑥ヒアリング):人社研究者に対し、プロジェクトの事前と事後でヒアリングを実施し、人社研究の詳細なカテゴリーごとの違いを把握する。
研究成果・資料
※現在準備中です。