行政官研修
平成29年度実績
文部科学省で科学技術イノベーション政策に携わる若手行政官を対象とした研修を行いました。
【フェーズⅠ】
フェーズⅠではSciREX 事業関連研究者と文部科学省の職員による講義を実施しました。
■第1講『科学技術イノベーション政策の科学とは何か―歴史的視座を得る―』
講師: 政策研究大学院大学客員教授/慶應義塾大学名誉教授 黒田昌裕
コメンテータ: 有本建男 政策研究大学院大学教授
■第2講『ケースから学ぶイノベーション―政策は何を目指すべきか―』
講師: 一橋大学イノベーション研究センター教授 江藤学
■第3講『科学技術イノベーション政策の方向性を考える』
講師:徳島大学副学長/SciREXセンター政策リエゾン 斉藤卓也
■第4講『科学技術イノベーションのガバナンスと社会との関係』
講師:東京大学公共政策大学院特任講師 松尾真紀子
大阪大学データビリティフロンティア機構教授 岸本充生
大阪大学COデザインセンター教授 平川秀幸
■第5講『科学技術イノベーション政策の事例』
講師:科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官(国際担当)/SciREXセンター政策リエゾン 上田光幸
■第6講『政策・施策の作り方―START事業・EDGE事業の実例を通じて―』
講師:科学技術・学術政策局企画評価課企画官 中澤恵太
■第7講(16:30-18:30)『科学技術イノベーション政策の統計指標:SPIASを活用した実証分析入門』
講師:政策研究大学院大学SciREXセンター専門職 原泰史
科学技術・学術政策研究所科学技術予測センター研究員 小柴等
【フェーズⅡ】
フェーズⅡではフェーズⅠに参加した行政官に若手の政策科学研究者や自然科学系研究者、URA等(文部科学省のセンターオブイノベーション(COI)事業の参画者)を加えたメンバーで実施しました。複数のチームを構成し、ワークショップ形式で具体的な政策の検討を実施し、最終的に政策提言を行いました。