1. HOME
  2. 人材育成
  3. サマーキャンプ

サマーキャンプ

SciREX人材育成拠点の教員や学生が一同に参集し、討論やワークショップを通じて、相互に交流するとともに、学生同士のネットワークを作る機会を提供します。

プログラム内容

SciREX 事業では総合拠点である政策研究大学院大学と領域開拓拠点の東京大学、一橋大学、大阪大学、京都大学、九州大学の学生を集め、年に一度サマーキャンプを開催しています。各拠点の取組をお互いが理解し合うとともに、共通のテーマでの討論、成果の共有、異分野交流などを行う場や機会を共同で設定することにより、ネットワーク形成に寄与することを目的としています。

グループワークのテーマごとに異なる拠点の多様なバックグラウンドを持った学生からなるグループを形成します。各グループは事前にオンライン会合などを行って、サマーキャンプの討議に備えます。また、各拠点の教員等が各グループのメンターになります。政策提言を作る過程では関係機関への訪問や有識者へのインタビューを行う場合もあります。グループワークでは、グループごとに参加者が協働しながら政策課題を深堀し、3日間でエビデンスに基づく政策提言を策定します。最終発表会では文部科学省をはじめとした政策担当者や学生・教員の前で政策提言を行い、政策研究者や行政官からなる審査委員からの講評を受ける等、充実したプログラムとなっています。

2022年から2025年は拠点プログラムの現役学生及び修了生から募集した実行委員もサマーキャンプの企画・運営を担当してまいりました。

代表的なサマーキャンプのスケジュール

1日目 2日目 3日目
午前~昼 移動・集合・受付 グループワーク 最終発表会
昼食 昼食
午後 開会・オリエンテーション 相談会 最終発表会(続)
グループワーク 中間発表会 審査委員による講評
グループワーク 閉会・解散・帰宅
懇親会

SciREXサマーキャンプの様子は以下(広報誌SciREX Quarterly記事)をご覧ください。

サマーキャンプ2024
https://scirex.grips.ac.jp/newsletter/vol26/index.html

サマーキャンプ2022
https://scirex.grips.ac.jp/newsletter/vol19/03.html

サマーキャンプ2021(オンライン開催)
https://scirex.grips.ac.jp/newsletter/vol16/03.html

 

サマーキャンプ全体テーマ

年度幹事校テーマ開催場所
2012 九州大学   九州大学
2013 政策研究大学院大学 大型研究プロジェクト 茨城県つくば市
2014 大阪大学・京都大学 人口減少社会2045 兵庫県淡路市
2015 東京大学 科学技術イノベーションと産業化:政策・規制・安全保障の視点から 愛知県犬山市
2016 一橋大学 科学技術イノベーション政策と震災復興 宮城県松島町
2017 政策研究大学院大学 2030年のシナリオ~異分野連携の科学技術イノベーション政策 政策研究大学院大学
2018 政策研究大学院大学 2030年の社会と科学技術イノベーション 政策研究大学院大学
2019 政策研究大学院大学 課題解決のための科学技術イノベーション政策 政策研究大学院大学
2020 政策研究大学院大学、
大阪大学・京都大学
※共通テーマの設定はなし オンライン
2021 政策研究大学院大学、
一橋大学
Afterコロナ時代のイノベーションシステム オンライン
2022 政策研究大学院大学、
九州大学
多様な価値観と向き合う政策立案 政策研究大学院大学
2023 政策研究大学院大学、
東京大学
Addressing Real-World Challenges
~不確実性な未来を生きぬくための科学技術イノベーション政策~
政策研究大学院大学
2024 政策研究大学院大学 私たちはどう生きるか?
ー科学技術イノベーション×政策×アントレプレナーシップー
政策研究大学院大学
2025 政策研究大学院大学 分断してゆく時代に求められる未来との対話 政策研究大学院大学

 

参加者の声

  • 「様々な方からお話を直接聞くことができました。先生方もとてもサポーティブで、学びの多い機会となりました。」

  • 「東京開催という地の利を生かして、多くの行政関係者や関連団体の方に参画してもらい、直に学生と話をしてもらうことができたのは大変よかったと思います。またサイトビジットも多岐に渡って実施できたこともよかったのではないでしょうか。」

  • 「様々なバックグラウンドを持つ人たちとグループワークでき、また、日本のAI 研究の第一線で活躍されている多くの専門家の方たちにインタビューが出来た。」

  • 「科学技術という共通の切り口から、異なるバックグラウンドを持つ者同士が昼夜を問わず議論できる機会を得て、大変刺激的な三日間を送ることができました。」

  • 「普段は交流する機会のない他の専門の先生や学生と話すことができ、大変刺激になりました。個人としてはもっとチームに貢献したかった気持ちがあるので、またリベンジの機会があればと思います。貴重な経験をさせていただき、感謝しております。」