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2020年08月06日 【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報 (7月30日~8月5日)

「政策の科学」関連 海外情報  期間:7月30日~8月5日
海外の「政策のための科学」関連のウェブサイト等から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を以下のとおりまとめました。(文責:CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニット)

~英国:技術イノベーターの5G技術活用を支援するファンディング~Funding boost for UK tech innovators to seize opportunities of 5G technology
英国を5G技術において最先端に置くことを目的とした、(政府が資金提供する)次の研究開発プロジェクトが発表された。デジタルインフラ担当大臣のマットウォーマン政務次官は、「我々は、英国中のイノベーターが、5Gの力を利用して、経済的生産性を高め、汚染や混雑を削減し、次世代のエンターテイメントを開発することを支援する。新しい3,000万ポンドの資金は、5Gの機会をつかむための新しい方法の開拓に役立つ。現在、英国全体で24の5Gテストベッドに資金を提供しており、約70の異なる5G技術、製品、アプリケーションが試験されている」と語った。

https://www.gov.uk/government/news/funding-boost-for-uk-tech-innovators-to-seize-opportunities-of-5g-technology
(GOV.UK
記事) 元記事公開日: 2020/7/30

~BEISが「英国イノベーション調査2019」を発表~UK innovation survey 2019: main report
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)が「英国イノベーション調査2019」を公表した。報告書は2016年から2018年にかけての英国企業のイノベーション活動について報告している。主なポイントは、1)英国企業の38%がイノベーション活動に積極的であるが、前回調査(2014年~2016年、49%)よりも低い。2) 大企業(50%)の方が中小企業(37%)よりもイノベーション活動に積極的である。3)イノベーションに積極的な企業の割合はイングランド(38%)が最も高く、ウェールズ(34%)、スコットランド(32%)、北アイルランド(32%)と続く。イングランドの南西部と南東部がイノベーションに積極的な企業の割合が最も高い(40%)。

https://www.gov.uk/government/statistics/uk-innovation-survey-2019-main-report
(GOV.UK記事) 元記事公開日: 2020/7/30

~政府が英国のワクチン製造能力をさらに増強~Government further boosts UK vaccine manufacturing capacity
英国のワクチン製造能力がさらに強化される。これはCOVID-19ワクチン製造工程の重要な工程における製造能力を大幅に増加させる新しい契約によるもので、成功したワクチンが一般に広く利用できるようにするための取り組みが進行している。政府は、製薬・バイオテクノロジーのグローバル企業であるウォックハルト社(Wockhardt)と18か月の契約を締結した。同社は生産されたワクチン物質を配布用のバイアルに分配することを含む、重要な製造工程であるフィル&フィニッシュ工程(製剤化)を実施する。同社の子会社である北ウェールズのCP Pharmaceuticals社より、2020年9月に生産開始予定。

https://www.gov.uk/government/news/government-further-boosts-uk-vaccine-manufacturing-capacity
 
(GOV.UK
記事) 元記事公開日: 2020/8/3

~ドイツ:カルリチェク大臣:連邦奨学金は研究と学校教育を支える安定した資金源~Karliczek: BAföG ist und bleibt stabiler Anker der Finanzierung von Studium und Schulausbildung
連邦統計庁が、連邦奨学金法(BAföG)2019年統計を発表。これに関して、連邦教育研究省(BMBF)のカルリチェク大臣は次のように語った。「2019年のBAföG統計によると、前年と比較して、BAföGの支援に依存する学生は少なくなった。しかし、近い将来の緊迫した経済状況により、生徒や学生からのBAföGに対する需要増加の可能性に備える必要がある。昨年実施したBAföG改革により、ドイツはこの課題に十分に備えていると考えている。奨学金の申請・修正手続きが迅速に処理・承認されるようにし、COVID 19パンデミックにより学校や大学での授業が中断された場合でも、奨学金を引き続き受理できる等の対策が取られている。経済状況が困難な時期において、若者への安定した教育の確保はこれまで以上に重要である」。

https://www.bmbf.de/de/karliczek-bafoeg-ist-und-bleibt-stabiler-anker-der-finanzierung-von-studium-und-12248.html
 
(BMBF
記事) 元記事公開日: 2020/8/3

~フランス:ANRの「RA-Covid-19」公募の最初の評価結果の公表~Appel ANR « RA-Covid-19 »: les résultats des premières vagues d'évaluation
国立研究機構(ANR)は、118のプロジェクトに資金提供することになったCovid-19フラッシュ公募に続き、4月15日にパンデミック関連の短期研究支援を目的とした「Covid-19 Research-Action」公募を開始した。募集は10月28日まで継続されるが、選択プロセスとプロジェクトへの迅速な資金提供を行うために、いくつかの評価結果が出されている。ウェーブ1の評価では、科学評価委員会は32の提案から6つのプロジェクトを選択し、59万5,000ユーロが資金提供された。ウェーブ2では、第2ラウンドで、33件の提案から8件のプロジェクトが選択され、88万6,000ユーロが提供された。評価はウェーブ5まで完了しており、今後も継続予定。

https://anr.fr/en/latest-news/read/news/appel-anr-ra-covid-19-6-projets-selectionnes-lors-de-la-1ere-vague-devaluation-pour-un-demarr/
 
(ANR
記事) 元記事公開日: 2020/7/30

~米国:DOEがバイオエネルギーの研究開発に9,700万ドルを投資~Department of Energy Announces $97 Million for Bioenergy Research and Development
米国エネルギー省(DOE)は、バイオエコノミーを加速するために、影響力の大きい技術の研究開発を支援する33のプロジェクトに9,700万ドル超の資金支援を行うと発表した。選出されたプロジェクトは、バイオマスや廃棄物資源から、バイオ燃料、バイオパワー、バイオ製品を生産する技術の性能を向上させ、コストとリスクを低減する。DOE次官のマーク・メネゼス氏は「バイオエネルギー技術の進歩は、米国のエネルギー供給を拡大し、経済を成長させ、エネルギー安全保障の強化に役立つ。プロジェクトは、成長するグローバルなバイオエコノミーのすべての分野にわたって米国の主導権を確保し、米国の消費者や企業に対して、燃料と製品に関するより多くの国内産エネルギーの選択肢を提供する」と語った。
https://www.energy.gov/articles/department-energy-announces-97-million-bioenergy-research-and-development
(DOE
記事) 元記事公開日:2020/7/31

~米国:DOEがスーパーコンピューターの活用を支援するツールと技術の開発に5,750万ドルを投資~Department of Energy to Provide $57.5 Million for Science Computing Teams

米国エネルギー省(DOE)は、科学的発見にスーパーコンピューターを活用するための新しいツールと技術の開発を目的とした、2つの学際的なチームを設立するために、5年間で総額5,750万ドルを提供すると発表した。アルゴンヌ国立研究所とローレンスバークレー国立研究所がそれぞれ率いる2つのチームは、情報科学、ソフトウェア開発、応用数学、および関連分野の一流の専門家たちで構成されている。チームは専門能力を提供し、DOEの高性能コンピューティング機能を科学者たちが最大限に活用できるようにするツールを開発する。世界がエクサスケールコンピューティングの時代に入り、斬新なアーキテクチャーを具体化した高度なシステムがオンラインになるにつれ、このような学際的チームの必要性が高まっている。
https://www.energy.gov/articles/department-energy-provide-575-million-science-computing-teams
(DOE
記事) 元記事公開日:2020/8/4

~欧州委員会が「再生可能エネルギー指令」と「エネルギー効率指令」のレビューを開始~Review of renewables and energy efficiency directives - Commission launches first steps in process
欧州グリーン・ディールの目標の1つは、2030年までに温室効果ガスの排出量を少なくとも50%~55%削減することである。その達成のために、気候、エネルギー、環境に関する一連の法律を制定したが、これらは見直され、必要に応じて改訂される必要がある。「再生可能エネルギー指令」(2018/2001 / EU)と「エネルギー効率指令」(2012/27 / EUと2018/2002 / EU)の両方が今回の評価対象に含まれている。評価プロセスの最初のステップとして、欧州委員会は両方の指令のレビューのためのロードマップを公開し、コンセプトに関する7週間のパブリック・フィードバック期間を設定した。コメントは委員会のレビュー準備作業に反映される。

https://ec.europa.eu/info/news/review-renewables-and-energy-efficiency-directives-commission-launches-first-steps-process-2020-aug-04_en
(
欧州委員会記事) 元記事公開日:2020/8/4

~米国:NIHとモデルナ社の治験用COVID-19ワクチンがマウスによる研究で有望な結果を示す~NIH-Moderna investigational COVID-19 vaccine shows promise in mouse studies
Nature誌に発表された研究によると、mRNA-1273として知られるモデルナ社(Moderna)の治験用ワクチンは、COVID-19を引き起こすウイルスであるSARS-CoV-2による感染からマウスを保護した。国立アレルギー感染症研究所(NIAID)とモデルナ社の研究者たちが、ノースカロライナ大学等の共同研究者と共に前臨床研究を実施したもので、マウスに治験用ワクチンを3週間間隔で1マイクログラムの用量を2回注射したところ、中和抗体が誘発された。またワクチン関連の呼吸器疾患(VAERD)に関連する種類の細胞性免疫応答は誘発されなかった。研究者らは、これらの研究データは、非ヒト霊長類およびフェーズ1の臨床試験の研究データと合わせて、有効性に関する臨床試験でのmRNA-1273の評価をサポートしていると述べている。

https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-moderna-investigational-covid-19-vaccine-shows-promise-mouse-studies
(
NIH記事) 元記事公開日:2020/8/5

CRDS-研究開発戦略センター