イノベーション創出に向けた産学官連携:知識マネジメントと制度設計
イノベーション創出に向けて、大学が産業、公的機関等と共に新たな知識を創出し、社会において効果的に活用するためには、どのような組織や制度が必要となるのか。産学官連携におけるリスクマネジメントとオープンサイエンスの観点から考察し、現状の課題と将来の可能性を検討する。
代表拠点:東京大学
参画拠点:GRIPS、大阪大学、京都大学、九州大学
プロジェクトメンバー
氏名 | 役割 |
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城山 英明
東京大学公共政策大学院教授 |
プロジェクトマネージャー |
渡部 俊也
東京大学政策ビジョン研究センター教授、産学連携本部長 |
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松尾 真紀子
東京大学公共政策大学院特任講師 |
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五十川 大也
東京大学公共政策大学院特任講師 |
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岸本 充生
大阪大学データビリティフロンティア機構 |
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永田 晃也
九州大学教授、科学技術イノベーション政策教育研究センター長 |
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平川 秀幸
大阪大学COデザインセンター教授 |
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川上 浩司
京都大学教授 |
背景・問題意識
イノベーション・エコシステムの中で、大学が産業界をはじめとするステークホルダーと関わることにより、様々なリスクに直面。
オープン・サイエンスとオープン・イノベーションの流れの中で、大学のリスクマネジメントの方向性は複雑化。
しかも、個々のリスクへの対処の難度が高く、専門家・細分化の傾向。研究活動を促すマネジメントのあり方の議論に到達できていない。
体系的に研究を行い、リスクマネジメント、ベネフィットマネジメントの方向性を決定づけることが必要。
Research/Science Question
- イノベーションの創出に向けて産学官連携(オープン・イノベーション)・社学連携(オープン・サイエンス)で生じるリスクと、そのマネジメントのコスト・便益はどのようなものか?
- 産学官連携・社学連携およびオープン・サイエンスに対して、各大学はどのようなマネジメントを実践し、どのような規範が形成されつつあるのか?
- イノベーションのプラットフォームとして大学はどのような研究マネジメントをするべきか?
とくに、テクノロジーアセスメントや大学としてのリスクアセスメントとの関係に焦点を当てる