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2018年05月26日

【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報(5月21日~5月25日)

CRDS-研究開発戦略センター

「政策の科学」関連 海外情報  期間:5月21日~5月25日
CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニットにおいて、海外の「政策のための科学」関連のインターネットサイトやツィッターでの関連タグ(「政策のための科学」関連のツィートの抽出ができる)* から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を選択し、以下のとおりまとめました。(文責:林)
 
主なトピック:【情報提供】
【情報提供】

~OECD:STIP Compass~STIP Compass
STIP Compassとは各国の科学技術イノベーション政策の定量的および定性的なまとめた、欧州委員会とOECDによるイニシアチブ。使用法として①Interactive Dashboardと②Policy Explorerがあり、前者は国、政策テーマ、政策手法、政策の対象を表示することが可能。後者は、検索エンジンでキーワードを入れるとデータを探すことが出来る。
https://stip.oecd.org/stip.html  (OECD STI Compassホームページ)

~米国:科学を支援する納税者にとって重要な優先順位とは~Sensible priorities for taxpayer-supported science
下院科学・宇宙・技術委員会(House Committee on Science, Space, and Technology)のLamar Smith委員長ら(共和党)が寄稿した記事。NSFの予算について、基礎科学など重要なものがある一方、National Geographic誌の写真についての研究に22万ドルやモンゴルの草原管理についての研究に150万ドルなど、疑問が残る費用も多い。納税者に平易な言葉で研究の目的や重要性について説明すべきという主張。
http://thehill.com/blogs/congress-blog/politics/387659-sensible-priorities-for-taxpayer-supported-science 
(The Hill誌記事)

~EU:欧州委員会によると研究開発費はイノベーション推進の能力を失いつつある~R&D losing value as innovation driver, Commission says
イノベーションの指数としての、研究開発費や特許数の重要度は減る傾向にあると欧州委員会のレポートが報告した。
https://www.researchresearch.com/news/article/?articleId=1375155  (*Research誌記事)
 
~EU:研究やイノベーションのための資金に相乗効果を促進することを求める~Push to promote synergies in research and innovation funding
研究資金の不足を補うために、他の研究資金と併せて研究を行うことは、新しいアイディアを創造する基礎にもなる。そのため、単一資金、単一研究ではないアプローチを試すべきという記事。
https://sciencebusiness.net/framework-programmes/news/push-promote-synergies-research-and-innovation-funding  (Science |Business誌記事)
 
~EU:欧州でのオープンアクセスの動きが、科学誌へのアクセス(購読)契約を更新しないことを加速させている~Europe’s open-access drive escalates as university stand-offs spread
STIP Compassとは各国の科学技術イノベーション政策の定量的および定性的なまとめた、欧州委員会とOECDによるイニシアチブ。
https://www.nature.com/articles/d41586-018-05191-0 (Nature誌記事)
 
~英国:科学とイノベーションに寄与する入国管理システム~An immigration system that works for science and innovation inquiry launched
英国議会の科学技術委員会は科学者の移民やビザの新しいルール作りに乗り出した。
https://www.parliament.uk/business/committees/committees-a-z/commons-select/science-and-technology-committee/news-parliament-2017/immigration-system-that-works-for-science-and-innovation-inquiry-launch-17-19/ 
(英国議会ホームページ)
 
~G7 科学アカデミー:G7科学アカデミーはデジタル技術の未来を保障することと変化する北極海に関する声明を発表~G7 Science Academies Release Statements on Securing a Digital Future and the Changing Arctic Ocean
先進7カ国の科学アカデミー会合が6月7日、8日にカナダで開催され、AIやブロックチェーン、ビッグデータなどのデジタル技術の包括的で民主主義的運用や倫理面について考慮することが話し合われた。また変化する北極海に関して、健全で反映した沿岸地域を推進することで合意した。
http://www8.nationalacademies.org/onpinews/newsitem.aspx?RecordID=05172018 
(米国科学アカデミーホームページ)
 
(参考) 共同声明全文
 
~米国RAND研究所:「真実の腐敗」への抵抗力を高めるには~How to Increase Immunity to Truth Decay
「真実の腐敗」とは、事実とデータの分析的解釈の不一致が増えたことや、意見と事実の間が曖昧になったこと、かつては尊敬されていた事実の情報源への信頼が低下することで、民主主義の潜在的脅威となる。1月28日の本欄でも紹介したRAND研究所の「真実の腐敗」研究から、新しい記事が公開された。
https://www.rand.org/blog/articles/2018/05/how-to-increase-immunity-to-truth-decay.html 
(RAND研究所ホームページ)
 
(参考)
~米国RAND研究所レポート:真実の腐敗 - 米国社会における事実と分析の衰退についての初期調査~ Truth decay: An initial exploration of the diminishing role of facts and analysis in American public life
https://scirex.grips.ac.jp/topics/archive/180128_953.html (SciREX海外情報)
 
~Nature誌:科学におけるリーダーシップ問題についての厳しい現実~Some hard numbers on science’s leadership problems
Nature誌は3200人の科学者に聞き取り調査を行い、研究グループ内の研究環境を調べた。結果、技術的な要素だけでなく、人間関係も大きな不満要素であることがわかった。
https://www.nature.com/articles/d41586-018-05143-8 (Nature誌記事)
 
(参考)
~Nature誌:健全なラボを運営するには~ How to grow a healthy lab
https://www.nature.com/articles/d41586-018-05142-9 (Nature誌記事)
 
~AAAS:公的課題における科学的エビデンスセンターのディレクター公募~Director, Center for Scientific Evidence in Public Issues
米国科学振興協会(AAAS)は公的課題における科学的エビデンスセンターを開設するにあたり、初代ディレクターを公募している。
https://koyapartners.com/search/director-center-for-scientific-evidence-in-public-issues/  (Koya Leadership Partnersホームページ)
 
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(参考)
現在、定期的に情報収集しているサイトは以下の通り:
アカウント@MIOIR、@sppgatech、@CSPO_ASU、@SPRU、@uclsteapp等。
 
海外情報は、【俯瞰:研究基盤】、【俯瞰:分析手法】、【俯瞰:政策デザイン】、【情報提供】、【ディスカッション】、【告知】に分類した。
 

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