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2021年03月18日

【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報 (3月11日~3月17日)

CRDS-研究開発戦略センター

「政策の科学」関連 海外情報  期間:3月11日~3月17日
海外の「政策のための科学」関連のウェブサイト等から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を以下のとおりまとめました。(文責:CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニット)

~英国:製品安全法が21世紀に適合していることを確保するための英国政府の取り組み~Government to modernise product safety laws to ensure they're fit for 21st century
現在の製品安全法を見直して強化し、それらの法律が21世紀に適合していることを確保するための計画が、政府により設定された。英国製品安全制度の多くはEU法によって支えられており、一部は1987年にまで遡る。英国は現在、製品安全法を完全な管理下においており、英国の企業と消費者の利益のために独自に規制を定めることができる。政府は、製品安全制度が、最新のイノベーション、新しい消費者製品、人工知能(AI)や3D印刷などの最先端技術に対応する方法について検討を進めている。12週間のCall for evidence(根拠に基づく情報提供の照会)を開始して、製造業者、流通業者、消費者、および一般市民の意見を求める。これらは製品安全規制が、技術的革新等に関連して、最新の状態に保たれることに役立つ。

https://www.gov.uk/government/news/government-to-modernise-product-safety-laws-to-ensure-theyre-fit-for-21st-century
(GOV.UK
記事) 元記事公開日: 2021/3/11/span>

~英国:人工知能(AI)の変革力を解き放つ英国政府の新しい戦略~New strategy to unleash the transformational power of Artificial Intelligence
英国政府は、英国を責任あるAIの開発、商業化、導入における世界的中心(地)にするための、新しいAI戦略を年内に公表すると発表した。戦略は次の3つに焦点を当てる, (1) AI技術の広範な利用による経済成長、(2) 責任あるAIの倫理的で安全かつ信頼できる開発、(3) スキル、才能、研究開発に重点を置いた、変化に直面したときの強靭性。「AIセクター協定」を通じて確立された英国の強力な基盤に基づき、グローバルに野心的で社会的に包摂性を有したAI戦略を策定・提供する。戦略策定にあたっては、産業界、学界、市民社会からの意見と共に、(1月にAIロードマップを発表した政府に助言する独立した専門家委員会である)AI評議会からの勧告を考慮する。

https://www.gov.uk/government/news/new-strategy-to-unleash-the-transformational-power-of-artificial-intelligence
(GOV.UK 記事) 元記事公開日: 2021/3/12

~英国:量子技術の商業化推進を目指す4,680万ポンドの公募~Significant investment to commercialise quantum technologies
英国政府は、英国登録企業を対象とした、量子技術プロジェクトの4,680万ポンドの公募を開始する。量子技術の商業化の推進と、民間セクターからの投資増加を目的としており、資金は、量子技術の商業化のための英国研究・イノベーション機構(UKRI)の産業戦略チャレンジ基金(ISCF)を通じて提供される。応募プロジェクトは、第2世代の量子技術を活用し、次の一つ以上のテーマに焦点をあてる必要がある、(1) 接続性:ストレージ中および(量子)移動中のデータを保護する技術、(2) 状況認識:構築環境、輸送、インフラ用のセンサーと検出器を含み、「現在見えていないものを見る」ためのイメージングとセンシング、(3) コンピューティング:現状解決困難な問題を解決するための革新的なコンピューター。
https://www.ukri.org/news/significant-investment-to-commercialise-quantum-technologies/ 
(UKRI記事) 元記事公開日: 2021/3/12

~ドイツ:欧州クラウドイニシアチブ(GAIA-X)旗艦プロジェクトに約1億9,000万ユーロの投資~GAIA-X startet in die Anwendungsphase
連邦経済エネルギー省(BMWi)は、「デジタルGAIA-Xエコシステムにおける革新的で実用的なアプリケーションとデータ・スペース」のための資金調達公募を開始する。アルトマイヤーBMWi大臣は、「2019年秋、我々は欧州のデータインフラの主権と安全性に向けて、この取り組みを開始した。今こそ、GAIA-Xを実現させ、革新的なアプリケーションを通じてGAIA-Xを体験する時である。GAIA-Xインフラに基づく、すべてのセクターの旗艦プロジェクトを対象に約1億9,000万ユーロを提供する。特に中小企業に焦点を当てる。データによってますます推進される経済において、彼等が競争力を確保できるようにするためである」と語った。GAIA-X資金調達公募で選出された旗艦プロジェクトは、それぞれ1,000万ユーロから1,500万ユーロを受け取る。

https://www.bmwi.de/Redaktion/EN/Pressemitteilungen/2021/03/20210315-gaia-x-entering-its-operational-phase.html
 
(BMWi記事) 元記事公開日: 2021/3/15

~米国:DOEが車両の性能と効率を最適化する最先端技術に1,800万ドルを授与~DOE Awards $18 Million for Cutting-Edge Technologies to Optimize Vehicle Performance and Efficiency
米国エネルギー省(DOE)は、乗用車の効率的運用を支援し、エネルギー消費量を削減し、2050年までに二酸化炭素排出量ネットゼロを達成するというバイデン政権の目標に貢献する、4つの最先端プロジェクトに1,800万ドルの資金を提供する。この資金提供は、エネルギー高等研究計画局(ARPA-E)の「コネクテッド自動運転路上車両のための次世代エネルギー技術(NEXTCAR)」プログラムのフェーズIIの一環で行われる。フェーズIIチームは、特に小型乗用車に重点を置いて、エネルギー消費量を30%削減し、(ヒューマンオーバーライドを選択することで、すべて自動運転で対応できる)車両自動化レベル4を目指している。フェーズIIで選択されたチームは、カリフォルニア大学バークレー校、ミシガン工科大学、オハイオ州立大学、サウスウエスト研究所の4つである。

https://www.energy.gov/articles/doe-awards-18-million-cutting-edge-technologies-optimize-vehicle-performance-and-efficiency
 
(DOE
記事) 元記事公開日: 2021/3/11

~米国:DOEがクリーン水素技術開発に200万ドルを授与~U.S. Department Of Energy Awards $2 Million To Develop Clean Hydrogen Technologies
米国エネルギー省(DOE)はクリーン水素生産技術を推進する研究開発プロジェクトに200万ドルを授与する。DOEの化石エネルギー局(FE)の資金提供により、4つのチームが、林業や農業からの廃棄物などの持続可能な原(材)料を使用した共ガス化技術に取り組む。選択されたプロジェクトは、(1) オーバーン大学:選択された原料混合物のガス化性能の研究、(2) Electric Power Research Institute社:石炭、バイオマス、廃プラスチックの混合物を使用した、移動床式ガス化装置の試験、(3) ケンタッキー大学研究財団:疎水性層カプセル化バイオマス製造による、石炭、バイオマス、プラスチックの混合燃料の開発研究、(3) ユタ大学:石炭、バイオマス熱分解液、および液化プラスチック油のスラリー作成によるバイオマスと廃プラスチックの共ガス化、の4つである。
https://www.energy.gov/articles/us-department-energy-awards-2-million-develop-clean-hydrogen-technologies
(DOE記事) 元記事公開日: 2021/3/15

~米国:DOEがクリーンで強靭な電力網構築のための製造イノベーションに2,450万ドルを投資~DOE Announces $24.5 Million for Manufacturing Innovation to Build a Clean, Resilient Electric Grid
米国エネルギー省(DOE)は、最新で強靭な電力インフラの構築および気候緊急事態への対処を目的として、国内製造業の改善支援に、最大2,450万ドルを投資する。資金調達公募では、材料と技術の研究開発を支援して、新しいクリーンエネルギー源で電力網を拡張し、不利な条件下にある地域に電力を手頃な価格で供給し、2050年までに二酸化炭素排出量ネットゼロというバイデン政権の目標達成を支援する。発表には、ラボで開発された製造可能な技術を市場投入するための、次の2つの資金調達機会が含まれている。(1) フロー電池システムの製造の強化: フロー電池システムに焦点を当てた研究開発プロジェクトに最大2,000万ドル、(2) 導電性材料の製造推進:現在の最高の導体よりも効率的に電気を伝導する、手頃な価格の製造可能な(導電)材料の商品化に最大450万ドル。

https://www.energy.gov/articles/doe-announces-245-million-manufacturing-innovation-build-clean-resilient-electric-grid
(DOE記事) 元記事公開日: 2021/3/17

~米国:ステファニー・トンプキンス氏が第23代DARPA長官に就任~Stefanie Tompkins Appointed 23rd DARPA Director
3月15日、ステファニー・トンプキンス(Stefanie Tompkins)氏が、国防高等研究計画局(DARPA)の第23代長官に就任した。米陸軍の元軍事諜報員であるトンプキンス氏は、11年近くDARPAに勤務しており、同局の文化を非常によく理解している。同氏は、2007年から2017年まで、DARPAで複数の役職を歴任した。それには、システム指向の技術オフィスである戦略技術オフィスのプログラムマネージャーおよび副室長、DARPA参謀長、そして新技術を特定して加速させる非常に探索的なオフィスである防衛科学オフィスの室長が含まれる。また2017年から2018年の初頭にかけて、DARPAの副長官代理を務めた。同氏は、プリンストン大学で地質学と地球物理学の文学士号を、ブラウン大学で地質学の理学修士号と博士号を取得している。

https://www.darpa.mil/news-events/2021-03-15
(DARPA記事) 元記事公開日:2021/3/15

~欧州委員会がHorizon Europeの下で、最初の戦略計画(2021-2024)を採択~Horizon Europe's first strategic plan 2021-2024: Commission sets research and innovation priorities for a sustainable future
欧州委員会(EC)は、欧州連合(EU)の新しい研究・イノベーション枠組プログラムであるHorizon Europe(総額955億ユーロ)の最初の戦略計画を採択した。戦略計画はHorizon Europeの下で、最初の4年間の研究・イノベーションの投資対象に関する、次の4つの戦略的方向性を設定している。(1) 主要なデジタル・新興技術等の開発主導により、オープンな戦略的自律性を促進する、(2) 欧州の生態系と生物多様性を回復させ、持続可能な天然資源管理を行う、(3) 欧州を最初のデジタル対応・循環型・気候中立・持続可能な経済にする、(4) より強靭で包摂的で民主的な欧州社会を構築する。これにより、EUの研究・イノベーション活動が、気候中立でグリーンな欧州、デジタル時代に適合した欧州、市民のための経済など、EUの優先事項に貢献することが確保される。
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_21_1122
(欧州委員会記事) 元記事公開日: 2021/3/15

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