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2019年09月12日

【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報 (9月5日~9月11日)

CRDS-研究開発戦略センター

「政策の科学」関連 海外情報  期間:9月5日~9月11日
海外の「政策のための科学」関連のウェブサイト等から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を以下のとおりまとめました。(文責:CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニット)

~EU:シンクタンクのブリューゲルが次期欧州研究プログラムの優先事項について提言~ Memo to the next EU research commissioner: embrace China, lean on publishers, leave ERC alone
ブリュッセルに本拠を置くシンクタンクのブリューゲル(Bruegel)は、次期欧州連合(EU)研究担当コミッショナー宛てにメモを発行し、研究の優先事項に関して、欧州研究会議(ERC)の自治の確保、オーブンアクセス推進のための科学ジャーナル出版社との価格交渉、Horizon Europeにおける中国との連携強化等を提言している。
https://sciencebusiness.net/news/memo-next-eu-research-commissioner-embrace-china-lean-publishers-leave-erc-alone
(Science|Business記事) 元記事公開日:2019/9/5

~EU:Horizon 2020のもとでEU-15諸国とEU-13諸国の間の共同研究が増加~Study shows increasing cooperation between richer and poorer member states under Horizon 2020
最新のデータ分析によると、Horizon 2020のもとで、EU-15(1995年時点での第4次拡大時の加盟国である15か国)の研究者と、EU-13(2004年以降に加盟した比較的貧しい13か国)の研究パートナーとの共同プロジェクト数が飛躍的に増えている。共同プロジェクト数は第7次枠組みプログラム(FP7)で減少したが、Horizon 2020で再び増加している。
https://sciencebusiness.net/news-byte/study-shows-increasing-cooperation-between-richer-and-poorer-member-states-under-horizon 
(Science|Business記事) 元記事公開日:2019/9/5

~EU:次期欧州委員長が新しい欧州委員会の委員となる27名の候補者を発表~ New Commission president proposes EU team
次期欧州委員長のウルズラ・フォンデアライエン氏が、新しい欧州委員会(EC)の委員となる27名の最終候補者(男性14名、女性13名)を正式に発表した。新しいEU研究担当コミッショナー候補には、リトアニアのシンケビチウス(Sinkevicius)氏が指名されている。候補者は欧州議会の承認を経て、11月1日に就任予定。
https://sciencebusiness.net/news/new-commission-president-proposes-eu-team
(Science|Business記事) 元記事公開日:2019/9/9

~米国:環境保護庁が2035年までに哺乳類の動物実験の中止を発表~U.S. EPA to eliminate all mammal testing by 2035
環境保護庁(EPA)は2035年までに哺乳類の研究または研究への資金提供を停止すると発表した。EPAは動物研究の段階的廃止に厳しい期限を設けた最初の連邦政府機関となる。2025年までに哺乳類研究と資金提供を30%削減し、2035年までにすべて停止する。動物実験に代わる代替方法の開発のため、5つの機関に425万ドルを投資する。

https://www.sciencemag.org/news/2019/09/us-epa-eliminate-all-mammal-testing-2035
 
(Science記事) 元記事公開日:2019/9/10

~EU:研究開発と教育を一人のEUコミッショナーの役割に統合~Shake-up of R&D and education commissioner roles praised
次期欧州委員長が発表した計画で、研究・イノベーションと教育のコミッショナーの役割を統合したポートフォリオが、EUデジタル担当コミッショナーのマリヤ・ガブリエル氏(Mariya Gabriel)に与えられる。研究界や高等教育の識者たちは、この動きを歓迎しつつも、大規模なポートフォリオは政治的な影響力が増す可能性があり、慎重に管理する必要があると述べている。
https://www.researchresearch.com/news/article/?articleId=1383174
(*Research記事) 元記事公開日:2019/9/10

~英国:大学・科学担当の閣外大臣であるジョー・ジョンソン氏が辞職を表明~UK science minister Jo Johnson resigns amid Brexit drama
Brexitの混迷が深まる中、大学・科学担当閣外大臣であるジョー・ジョンソン(Jo Johnson)氏が大臣と下院議員の職を辞すると表明した。ジョー・ジョンソン氏は保守党党首で英国の新首相であるボリス・ジョンソン氏の一番下の弟であるが、「合意なき離脱」には反対の立場で、家族への忠誠心と国益との間で、ここ数週間、非常に悩んでいたと述べている。

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02657-7
(Nature記事) 元記事公開日:2019/9/5

~米国:史上初のブラックホールの画像撮影に成功した研究者チームがブレイクスルー賞を受賞~First-ever picture of a black hole scoops US$3-million prize
Event Horizon Telescope(EHT)チームが、基礎物理学、生命科学、数学を対象とする6つの賞の1つであるブレイクスルー賞(賞金US300万ドル)を獲得した。EHTチームは、世界中の8つの望遠鏡で同時観測を行い、原子時計を用いて1億分の1秒未満の精度で同期させ、地球サイズの望遠鏡を構築して、ブラックホールの画像を捉えた

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02659-5
(Nature記事) 元記事公開日:2019/9/5

~米国:科学機関の歳出法案が新会計年度の開始までに成立するかは不確実~US funding scramble leaves science agencies in limbo
10月1日より2020年の新会計年度がスタートするが、議員が夏休みから戻るのは9月9日で、2020年度の歳出法案を成立させるのに3週間しかない。下院は2020年度の12件の歳出法案のうち10件を通過させているが、上院はまだ法案を策定しておらず、不確かなままである。科学擁護団体は息を殺して法案の成立を見守っている。
https://www.nature.com/articles/d41586-019-02662-w
(Nature記事) 元記事公開日:2019/9/9

~米国:薬物過剰摂取の対策はオピオイドだけを対象とするのではなく、流行の原因にも取り組むべき~Tackle the epidemic, not the opioids
2017年の米国の薬物過剰摂取による死亡者、推定7万人のうち、3分の2以上はオピオイドによる。政府はオピオイドの流行に対処するためのいくつかの取り組みを行っているが、ウェストバージニア大学のファインバーグ教授は、オピオイドだけを対象とするのではなく、その流行の原因に対処すべきとして、米国農村部の社会経済的構造の不安定さの状況を挙げている。
https://www.nature.com/articles/d41586-019-02671-9
(Nature記事) 元記事公開日:2019/9/9

~エルゼビア社が引用操作の疑いで数百人の査読者を調査~Elsevier investigates hundreds of peer reviewers for manipulating citations
オランダに本拠をおく国際的な出版社であるエルゼビア社は、一部の査読者が、論文レビュー中の著者(研究者)に対して、肯定的なレビューと引き換えに査読者自身の研究を引用することを奨励している可能性があるとして、何百人もの研究者を調査している。研究者が自身の引用数を増やすために査読プロセスを意図的に操作している疑いがある。
https://www.nature.com/articles/d41586-019-02639-9
(Nature記事) 元記事公開日:2019/9/10

~米国:GoogleとFacebookが独占禁止法違反の疑いで調査される~The great breakup of big tech is finally beginning
テキサス州とニューヨークの州検事総長が、独占禁止法違反の可能性についてGoogleとFacebookを調査すると発表した。両社は情報の流れを制御して広告収入を独占し、世界中の新聞を打ちのめして、多くの地域で潜在的な競合相手を排除しているとしている。2007年以来、米国の新聞ジャーナリズムの職の約半分が失われた。
https://www.theguardian.com/commentisfree/2019/sep/09/the-great-break-up-of-big-tech-is-finally-beginning
(Guardian記事) 元記事公開日:2019/9/9

~英国:留学生の卒業後の英国の就労ビザが2年間に延長~UK work visas for foreign graduates to be extended to two years
現在、留学生は英国の大学を卒業後、わずか4か月間だけしか仕事を探すことができないが、来年からは卒業後2年間の就労ビザが与えられ、長期雇用を見つけるチャンスが増大する。卒業生はスキルや専攻科目に関係なく仕事に応募することができる。政府は、このポリシーの目的の一つは、数学、工学、技術分野の才能ある卒業生を獲得することにあると述べている。
https://www.theguardian.com/education/2019/sep/10/uk-work-visas-for-foreign-graduates-to-be-extended-to-two-years
(Guardian記事) 元記事公開日:2019/9/10

~インドネシア:森林火災等から人々を保護するための情報を提供するオンラインツールの開発~We built an app to detect areas most vulnerable to life-threatening haze
スマトラ島やカリマンタン島の森林火災等により生じた煙霧が、心臓病や呼吸器疾患を引き起こし、多くの住民の生命を脅かしている。意思決定者に風下に住む人々を保護するための情報を提供するための新しいオンラインツールが開発された。ツールには、土地利用、土地被覆、煙移動のモデリング、健康への影響等に関する衛星からのデータが組み込まれている。
https://theconversation.com/we-built-an-app-to-detect-areas-most-vulnerable-to-life-threatening-haze-122388
(The Conversation記事) 元記事公開日:2019/9/10

~米国:カニの血とカエルの皮膚に関する「愚かな響き」のある実験がAAASのゴールデングース賞を獲得~'Silly-Sounding' Experiments on Crab Blood and Frog Skin Earn Golden Goose Awards
米国科学振興協会(AAAS)は、5人の科学者たちに3つのゴールデングース賞を授与した。彼らの研究は、奇妙な響きのある基礎生物医学研究であるが、患者と社会に幅広い利益をもたらした。毎年、AAASおよび関連組織はゴールデングース賞の受賞者を選出し、一見不明瞭に見えるが、連邦政府の資金を受けた研究で、社会に大きな影響を与える進歩をもたらした科学者を表彰している。
https://www.aaas.org/news/silly-sounding-experiments-crab-blood-and-frog-skin-earn-golden-goose-awards
(AAAS Policy Alert記事) 元記事公開日:2019/9/11

~米国:STEM分野の125名の女性をAAAS IF / THENアンバサダーに選出~125 Women in STEM Selected as AAAS IF/THEN Ambassadors
米国科学振興協会(AAAS)とリダヒルフィランソロピー(慈善団体)は、女子中学生のSTEM(科学、技術、工学、数学)分野への関心を喚起するロールモデルとして、125名の女性をAAAS IF /THENアンバサダーとして選出した。エンターテインメント、ファッション、スポーツ、ビジネス、学界など、米国のSTEM関連の様々な職種から選ばれている。
https://www.aaas.org/news/125-women-stem-selected-aaas-ifthen-ambassadors
(AAAS Policy Alert記事) 元記事公開日:2019/9/9

~米国:NSFがConvergence Accelerator 賞で研究者、企業、非営利団体の力を結集させる~NSF Convergence Accelerator awards bring together scientists, businesses, nonprofits to benefit workers
国立科学財団(NSF)は、Convergence Accelerator pilotを通じて、学界、業界、政府、コミュニティのパートナーからなる研究チームに最初の賞を授与した。学際的な研究チームを活用し、Fortune 500企業との官民パートナーシップの基礎を築き、ビッグデータを科学・工学に適用し、アメリカの労働者の生活を向上させる技術を開発する。合計3,900万ドルに上る43の新しい賞で、全米のプロジェクトを支援する。
https://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=299179&org=NSF&from=news
(NSF記事) 元記事公開日:2019/9/10

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