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2019年05月10日

【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報(5月6日~5月10日)

CRDS-研究開発戦略センター

「政策の科学」関連 海外情報  期間:5月6日~5月10日
CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニットにおいて、海外の「政策のための科学」関連のインターネットサイトやツィッターでの関連タグ(「政策のための科学」関連のツィートの抽出ができる)* から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を選択し、以下のとおりまとめました。(文責:林)
 
主なトピック:【情報提供】
【情報提供】

~米国:研究環境改善に関する国家科学技術評議会合同委員会の発足~Launch of The National Science and Technology Council Joint Committee on Improving Research Environments
科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy; OSTP)は、「研究環境の改善」に特化した省庁間委員会を設置すると発表した。国家科学技術評議会内に設立され、委員会は「連邦資金による研究に対する行政負担」に焦点を当てる。
https://www.aip.org/sites/default/files/aipcorp/images/fyi/pdf/nstc-joint-committee-announcement.pdf 
(OSTPによるPress Kit)
 
~米国:ホワイトハウスの科学アドバイザーがイノベーションを成長させるためのゲームプラン概要を説明~White House Science Adviser Outlines Game Plan to Grow Innovation
科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy; OSTP) Kelvin Droegemeier長官は第44回AAAS科学技術政策フォーラムの基調講演で、18ヵ月計画の一環として、OSTPが学術的な繋がりの強化のためにアシスタントディレクターを設けることを発表した。
https://www.aaas.org/news/white-house-science-adviser-outlines-game-plan-grow-innovation  (AAASニュース記事)
 
(参考)研究倫理、移民問題、大統領によるツィートについて、トランプ大統領の科学アドバイザー語る~Trump’s science adviser on research ethics, immigration and presidential tweets
https://www.nature.com/articles/d41586-019-01396-z (Nature誌記事)
 
~米国:ソフトウェアにおける研究開発 - 国民経済計算における取扱いの改訂とビジネス研究開発支出の関連傾向~Software R&D: Revised Treatment in U.S. National Accounts and Related Trends in Business R&D Expenditures
ソフトウェアの研究開発は、人工知能、情報通信技術(ICT)、デジタル経済など、新たな研究、投資、および経済政策の分野に貢献しており、米国のビジネス研究開発支出のうち、大きな位置を占めるようになっている。それを受けて、米国経済分析局(Bureau of Economic Analysis:BEA)が発表した、米国の国内総生産およびその他の国民所得および製品勘定におけるソフトウェア研究開発の扱いの変更は、ソフトウェアの研究開発をソフトウェア投資としてではなく研究開発投資として再分類したことである。
https://www.nsf.gov/statistics/2019/nsf19315/  (概要:NSFホームページ)
https://www.nsf.gov/statistics/2019/nsf19315/nsf19315.pdf (レポート全文)


 
~米国:米国量子イニシアチブ:法から行動へ~The U.S. National Quantum Initiative: From Act to action
米国量子イニシアチブ(U.S. National Quantum Initiative:NQI)は、量子情報科学技術(quantum information science and technology:QIST)を発展させることで科学と社会の利益に結び付けることを目指している。その概要と役割を記した記事。
https://science.sciencemag.org/content/364/6439/440  (Science誌記事)
 
~米国:元議会議員がOTAの復活を支援する~Former Congress members throw support behind Office of Technology Assessment revival
米国議会の科学技術の知識を補うため、議会技術評価局(Office of Technology Assessment: OTA)の復活が議論されているが、カリフォルニア州選出の元議員であるVic Fazio氏らを中心にOTA復活の議論が進められている。
https://www.fedscoop.com/former-congress-members-throw-support-behind-office-technology-assessment-revival/  (FedScoop誌記事)
 
~米国:危機的状況時における基礎科学~Basic research in a time of crisis
MITの物理学者Daniel Kleppner名誉教授による寄稿。米国における基礎科学への資金減少と仕事の減少は切実であり、議会にこの状況を理解させなければならにという記事。
https://physicstoday.scitation.org/doi/10.1063/PT.3.4194  (Physics Today誌記事)
 
~日本とEU:日本とEUは研究協力を深める方向~Japan and the EU want to deepen research ties
AIと双方のムーンショット研究での協力関係を日本とEUは築く方針だが、日本がHorizon Europeに参加するには、日本に与えられるべきEU準会員の資格を明確にする必要がある。
https://sciencebusiness.net/news/japan-and-eu-want-deepen-research-ties  (Science|Business誌記事)
 
~英国:英国政府は過去40年間最大の科学支出を誓う - しかし誰が利益を得るのか?~The biggest government pledge to science spending for 40 years – but who benefits?
Brexitの混乱が続く中、英国政府は650憶ポンドの研究開発投資を行うと発表した。記事では人材に対する投資を優先すべきとしている。
https://www.theguardian.com/commentisfree/2019/may/01/science-spending-research-innovation-60-years 
(The Guardian紙記事)
 
~英国:英国は研究開発目標を達成するために研究者を倍増する必要~UK must double number of researchers to hit R&D target
Chris Skidmore大学・科学担当大臣によると、英国がGDPの2.4%を研究開発に費やすという目標を達成するためには、2027年までにさらに26万人の研究者が必要となるという記事。
https://www.researchresearch.com/news/article/?articleId=1381211  (*Research誌記事)
 
~英国:法医学科学は危機的状況にあり、改革が必要~Forensic science in a state of crisis and must be reformed
英国はかつて法医学科学において世界をリードすると見なされていたが現在は危機的状況になっていると、英国下院科学技術委員会(House of Lords Science and Technology Committee)は警鐘を鳴らしている。
https://www.parliament.uk/business/committees/committees-a-z/lords-select/science-and-technology-committee/news-parliament-2017/forensic-science-report-published/  (英国議会ホームページ)
 
~中国:いかに中国が世界の科学地図を描き換えているか~How China is redrawing the map of world science
Nature誌の「中国の科学シルクロード(China’s science silk road)」と題された連続記事のひとつ。中国の一帯一路プロジェクトが多くの科学者を巻き込み研究や生活を変えていることを示した記事。
https://www.nature.com/immersive/d41586-019-01124-7/index.html  (Nature誌記事)

(参考)持続可能な一帯一路を目指せ~Build a sustainable Belt and Road
https://www.nature.com/articles/d41586-019-01309-0 (Nature誌論説)
 
~ドイツ:ドイツの研究相、10年間の研究予算増を約束~German research promised a decade of budget increases
今後10年間で研究予算を年3%増額、総額170億ユーロ増額するとAnja Karliczek連邦教育研究大臣が発表した。学術界からは好意的に受け取られている。
https://www.sciencemag.org/news/2019/05/german-research-promised-decade-budget-increases  (Science誌記事)
 
~政策と研究:研究を政策に繋げるために知っておきたい10の事柄~Ten things to know about how to influence policy with research
Australian National Universityの統合と実装科学チーム(Integration and Implementation Insights)によるブログ。政策立案に影響を与えるために研究者が知っておくべきことについてまとめている。
https://i2insights.org/2019/05/07/research-influencing-policy/  (Integration and Implementation Insightsブログ)
 
~責任あるイノベーション:中小企業における責任あるイノベーションの実践をどのように支援するか?~How to support the implementation of responsible innovation practices in SMEs?
EUの中小企業における責任あるイノベーションを推進するプロジェクト、COMPASSのレポート。EUに対しての政策提言をまとめている。
https://innovation-compass.eu/wp-content/uploads/2019/04/Policy-brief_policy-recommendations-for-responsible-innovation-in-SMEs.pdf  (Responsible Innovation COMPASSレポート)
 
LSEブログ:初期のキャリア研究者(ECR)による研究のインパクトを制限しないために、安定的な学術的地位を創設すべき~To unlock the impact of ECR research, create stable academic identities
London School of Economics and Political Scienceのブログに掲載された記事。研究成果の社会的影響を生み出す能力は、キャリア段階と仕事の安定性にしばしば関連しており、初期のキャリア研究者の研究が社会に影響を与えるための構造変革をすべきとの論文。
https://blogs.lse.ac.uk/impactofsocialsciences/2019/05/02/to-unlock-the-impact-of-ecr-research-create-stable-academic-identities/ (LSEブログ記事)
 
~書評:スノー氏によって引き起こされた嵐~Snow's storm
英国の化学者であり小説家であったCharles Percy Snow卿による1959年の講演をまとめた「二つの文化と科学革命(The Two Cultures and the Scientific Revolution)」では、文系と理系の対立が文化のみにとどまらず正常な社会の進歩まで阻害しているという指摘を行った。この問題定義の背景と現代的意義をまとめた記事。
https://science.sciencemag.org/content/364/6439/430  (Science誌記事)
 
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(参考)
現在、定期的に情報収集しているサイトは以下の通り:
²  SOSP掲示板 http://www.scienceofsciencepolicy.net/listserv (現在アクセス不可) 
²  Twitter ハッシュタグ#scisip、#scipolicy、 #scipol、#InnovationDeficit
アカウント@MIOIR、@sppgatech、@CSPO_ASU、@SPRU、@uclsteapp等。
²  Institute for Research on Innovation & Science  http://iris.isr.umich.edu/index.php/news/  
²  Research Infrastructure for Research and Innovation Policy Studies http://risis.eu/events/  
²  Center for Science of Science and Innovation Policy http://cssip.org/  
²  Fraunhofer Institute for Systems and Innovation Research ISI http://www.isi.fraunhofer.de/isi-en/index.php  
²  Institute For Research and Innovation in Society http://ifris.org/en/actualites/  
²  NESTA http://www.nesta.org.uk/  
²  Joint Research Centre (European Commission)  https://ec.europa.eu/jrc/
海外情報は、【俯瞰:研究基盤】、【俯瞰:分析手法】、【俯瞰:政策デザイン】、【情報提供】、【ディスカッション】、【告知】に分類した。
 

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