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2018年03月04日

【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報(2月26日~3月2日)

CRDS-研究開発戦略センター

「政策の科学」関連 海外情報  期間:2月26日~3月2日
CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニットにおいて、海外の「政策のための科学」関連のインターネットサイトやツィッターでの関連タグ(「政策のための科学」関連のツィートの抽出ができる)* から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を選択し、以下のとおりまとめました。(文責:林)
 
主なトピック:【情報提供】
【情報提供】

EU:欧州委員会が研究課題のための基準を発表~ European Commission releases criteria for research missions  (226)
先週のこの欄でも取り上げた、欧州委員会によるポストHorizon2020に向けた欧州の研究イノベーションの方向性についてのレポートを各紙が取り上げている。https://sciencebusiness.net/framework-programmes/news/european-commission-releases-criteria-research-missions  (Science|Business誌記事)
https://www.ft.com/content/a93994aa-17cd-11e8-9e9c-25c814761640 Financial Times紙記事)
(資料)
欧州連合における課題解決型研究とイノベーション – イノベーション駆動型成長のための問題解決アプローチ~Mission-Oriented Research & Innovation in the European Union. A problem-solving approach to fuel innovation-led growth
https://www.rri-tools.eu/-/missions-mission-oriented-research-innovation-in-the-european-union-a-problem-solving-approach-to-fuel-innovation-led-growth (欧州委員会ホームページ:概要)
 
EU:次期フレームワークプログラムをデザインするために~ Designing the next framework programme  (226)
上記レポートだけでなく、フォーサイトやHorizon2020の評価など、2020年からの7年間実行するフレームワークプログラムのデザインのための資料集。
https://ec.europa.eu/programmes/horizon2020/en/next-framework-programme   
(欧州委員会ホームページ記事)

AAAS:米国科学振興協会の新代表は科学を公的サービスと強調~ New AAAS president emphasizes science as public service (227)
新しくAAASの代表となったMargaret Hamburg氏は科学の公的サービスとしての役割を強調している。またAAASの役割も国際的協調の役割において重要と考えている。
http://science.sciencemag.org/content/359/6378/879.full (Science誌記事)
 
~米国:2016年度の連邦研究開発センターの支出は引き続き増加傾向~ Federally Funded R&D Centers Continue Increase to $19.2 Billion in R&D Spending in FY 2016 (228)
米国には42の連邦研究開発センター(FFRDCs)が存在するが、2016年度のセンターの支出は増加していたことがわかった。
https://www.nsf.gov/statistics/2018/nsf18301 (NSFホームページ)
 
~カナダ:任命後100日を経て首相及び科学相に宛てたカナダのチーフサイエンスアドバイザーの手紙~ Chief Science Advisor’s letter to the Prime Minister and Minister of Science on her first 100 days in office. (228)
就任後100日を経て、カナダの科学が置かれている状況の分析と今後の活動について。
http://science.gc.ca/eic/site/063.nsf/eng/97486.html  (カナダ政府ホームページ)
 
~英国LSEブログ:パブリック・エンゲージメントは英国の科学の一部になるも課題は残る~ Public engagement is now part of the UK research landscape but challenges remain (31)
London School of Economics and Political Scienceのブログに掲載された記事。英国の科学が一般的な人々に成果を伝えたり共有する機会が増えているが、予算や時間が限られており、芸術や社会科学に比べると依然として浸透度が薄いとのこと。
http://blogs.lse.ac.uk/impactofsocialsciences/2018/02/21/a-work-in-progress-public-engagement-is-now-part-of-the-uk-research-landscape-but-challenges-remain/  (LSEブログ記事)
 
Science誌:科学は見直すことで卓越したものになる必要がある~ Science needs to redefine excellence
 (2
26)
遍在する研究を見直し、洗練することで卓越したExcellenceに科学を高める必要があるというScience誌の論説。
https://www.nature.com/articles/d41586-018-02183-y  (Science誌記事)
 
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(参考)
現在、定期的に情報収集しているサイトは以下の通り:
アカウント@MIOIR、@sppgatech、@CSPO_ASU、@SPRU、@uclsteapp等。
 
海外情報は、【俯瞰:研究基盤】、【俯瞰:分析手法】、【俯瞰:政策デザイン】、【情報提供】、【ディスカッション】、【告知】に分類した。

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