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2017年05月24日
SPIAS [SciREX インテリジェント支援システム]に係るセミナーを電気通信大学にて開催しました
CRDS-研究開発戦略センター, NISTEP-科学技術・学術政策研究所, SciREX-科学技術イノベーション政策研究センター, 文部科学省
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2017年5月11日(木曜日)、電気通信大学 URA セミナーにて SciREXセンター, NISTEP, JST/CRDS が共同研究開発中の SPIAS (スパイアス, SciREX インテリジェント支援システム) の成果報告を行いました。 本セミナーには、文部科学省科学技術・学術政策局企画評価課政策科学推進室の職員および、SciREXセンターから池内健太 PM 補佐および原泰史専門職、 文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)小柴等研究員が参加しました。
当日の報告内容 | SPIASでは、科研費、JST、NEDOなどの競争的資金に係るファンディング情報、特許情報、学術論文情報、 プレスリリース情報などを相互に結び付けることを、形態素解析などの技術を用い可能にしました。
SPIAS のメリットとして、
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・研究者が獲得した競争的資金が大学間、研究領域間でどのように配分されているのか把握する
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・特定の化学領域における代表的研究者がどのように研究資金を獲得しているのか把握する
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・科学領域ごとの状況について、インプット(資金情報)、アウトプット(特許および論文)、アウトカム(プレスリリース)などを一元的に確認出来る
などが挙げられます。また、これらの情報を視覚的に表示し詳細な分析をリアルタイムに行うことが出来ます。
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原GRIPS専門職と小柴NISTEP研究員
SPIAS を用いることで、政策立案者や研究者が、科学技術の動向を把握し、 それぞれの目的に応じてリアルタイムに活用することができるようになります。また今後、海外ジャーナル情報との接続やマッチング精度の向上機能、検索機能などの充実を図る予定です。
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発表資料 | 当日の発表資料はこちらからダウンロード頂けます |
【5/11Thr.】SPIASセミナー開催ご報告