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2016年11月08日

【開催報告】第21回「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(STiPS Handai研究会)

STiPS-公共圏における科学技術・教育研究拠点(大阪大学/京都大学)

 2016年11月2日(火)に、大阪大学吹田キャンパス テクノアライアンス棟1階 交流サロンにて、第21回「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(STiPS Handai研究会)「Science in Society: Recent Trends and Future Challenges」を開催しました(大学院生対象の授業「科学技術とコミュニケーション」の一環として開催)。

 今回のゲストは、Massimiano Bucchi教授。Bucchi先生は、イタリアのトレント大学の教授で、ヨーロッパで活躍されている科学技術コミュニケーション分野の第一人者です。「Public Understanding of Science」という学術雑誌の編集長も務めています。21人(授業の受講生7人、外部聴講5人、大阪大学教職員9人)が参加しました。

 まずは、授業「科学技術とコミュニケーション」の担当教員の平川秀幸教授より、科学技術コミュニケーションの歴史や国際的な流れについて簡単な説明がありました。その後、Bucchi先生から、科学技術コミュニケーションに関する論文などの年代別、国別の出版数のデータを示しながら、科学技術コミュニケーションの捉え方や在り方の変遷についてご紹介いただきました。そして、現在の風潮や今後取り組むべき課題等についてお話を頂きました。

 質疑応答の時間には、ヨーロッパと諸外国との違いについて、過去と現在とで活用されるメディアや手法の違いについて、など、様々な観点の話題が出ていました。

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