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2016年09月16日

【開催報告】第13回科学コミュニケーション研究会 年次大会

STiPS-公共圏における科学技術・教育研究拠点(大阪大学/京都大学)


 2016年9月5日(月)、グランフロント大阪北館タワーC8階、ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーC RoomC04において、第13回科学コミュニケーション研究会 年次大会が開催されました。ゲストや研究会事務局メンバーも含めると42人(うち、大学生/大学院生は15人)が参加しました。

 今年の年次大会のテーマは、「科学コミュニケーションとキャリアパス」。さまざまなセクターで仕事をしている「科学コミュニケーション」に関わるゲストをお招きし、「どのようなキャリアパスがありうるのか?」、「どういうきっかけでその仕事をするようになったのか?」、「今どのような研究が行われているのか?」といったことをお伺いしました。

 この日のゲストは6人でした。講演順に、竹内慎一さん(NHKエデュケーショナル教育部・専任部長)、横山広美さん(東京大学大学院理学系研究科・准教授)、Hejcik Pavel(ヘイチク・パヴェル)さん(日本科学未来館・科学コミュニケーター)、本田隆行さん(科学コミュニケーター)、五十嵐杏南さん(京都大学 企画・情報部 広報課 国際広報室)、工藤充さん(大阪大学COデザインセンター・特任助教)。それぞれ15分から20分程度の講演の後は、司会者や会場の参加者からの質問タイムを長めに設けました。

 講演以外にも、ゲストを含めた「ランチ交流会」や「スピードネットワーキングワークショップ」など、参加者どうしがネットワークを広げるための仕掛けが用意されていました。

 参加したSTiPSの学生からは、「学生の身ではなかなか聞けない経歴についての具体的なお話が聞けてよかった」「授業の中でなんとなく聞いていた“科学技術コミュニケーション”が、多様な手段で、多様な人々によってなされていると分かった」といった感想が寄せられました。

 最後になりましたが、この年次大会は、一般財団法人 中辻創智社による「学術研究や社会貢献を目的とした会議開催費の助成」をいただいて開催しました。ありがとうございました。

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