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2016年07月11日

第24回国際産業連関分析学会で研究発表を行いました

SciREX-科学技術イノベーション政策研究センター

第24回国際産業連関分析学会(International Input-Output Association、IIOA)年次集会が7月3−8日、韓国ソウルで行われました。本IIOA学会は、経済や産業連関を研究する専門家が集まる、産業連関分析では代表的な学会です。今回の学会には、世界中から400名程度の研究者が参加しました。
 
7/4日には「 Science for Re-designing Science, Technology and Innovation (SciREX) Policy」 と題し、SciREX センターが主宰したスペシャルセッションを実施しました。本セッションでは、以下のメンバーが発表を行いました。
 
  • - 黒田昌裕 (政策研究大学院大学 SciREX センター政策影響分析評価領域 プロジェクトマネージャー)
    • -- The Creation of Policy Options of Science, Technology and Innovation Policy (共著: Michel Huang, 池内健太, 原泰史)
  • - 松八重一代 (東北大学大学院工学研究科・工学部 マテリアル・開発系准教授)
    • -- Resource Logistics as a Support Tool of Science, Technology and Innovation Policy Decision
  • - Michel Huang (政策研究大学院大学 SciREX センター政策影響分析評価領域 ポストドクトラルフェロー)
    • -- A General Equilibrium Approach to Nepal Earthquake Recovery Policy with Renewable Energy Implementation
 
また若手研究者によるフラッシュセッションでは、Michel Huang ポストドクトラルフェローによる発表 “The Challenge of Re-Designing Science, Technology and Innovation Policy”が最優秀賞を受賞しました。
 
今回のIIOA学会では、参加した多くの研究者からSciREX への関心を得ることが出来たものの、未だその認知度が低いことも痛感しました。今後、より積極的な国際的な協力を進めていくことが必要であると考えられます。また、今回発表を行った論文については今後、修正の上学術雑誌への投稿を行う予定です。また、今年10月に高知にて開催される環太平洋産業関連学会(Pan Pacific Association of Input-Output Studies, PAPAIOS)でも、研究発表を行う予定です。
 

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