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成果・資料

【NISTEP】「科学技術イノベーション政策のための科学」 におけるデータ・情報基盤構築の推進に関する検討

タイトル

「科学技術イノベーション政策のための科学」 におけるデータ・情報基盤構築の推進に関する検討

英語タイトル
Building Data Infrastructure and Providing Data  for Science of Science Technology and Innovation Policy
著者名

科学技術政策研究所 科学技術基盤調査研究室

キーワード

データ・情報基盤

発行日

2012年11月16日

出版者

科学技術政策研究所

シリーズ番号

NISTEP NOTE(政策のための科学);003

URL

http://data.nistep.go.jp/dspace/bitstream/11035/1176/1/NISTEP-NN003-FullJ.pdf

シリーズ名

05 NISTEP NOTE(政策のための科学)

概要

科学技術政策研究所では、文部科学省の科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業の一環として、エビデンスに基づく科学技術イノベーション政策の基礎となる体系的なデータ・情報基盤の構築を進めている。その方向性や今後の取り組みについて、有識者による委員会で検討するとともに、その議論を深めるためにアンケート及びインタビュー調査を実施した。 多くの専門家が指摘している重要課題は、①ミクロデータの利用、②複数データベースの接続、の2点である。すなわち、各種政策の効果の分析や大学等における研究開発の構造的な分析には、従来の集計データのみでは不十分であり、ミクロデータ利用のニーズは非常に大きい。また、複数のデータベースを用いた横断的な分析の必要性が高まっており、データベースの接続に大きな関心が寄せられている。さらに、③データ・情報基盤構築が政策評価に役立つことの重要性が指摘された。また、「政策のための科学」は、政策決定のプロセスに密接に関連することを目指しているため、データ・情報基盤の構築に際しては、④研究者と政策担当者の相互交流と国際的な交流が不可欠、との指摘がなされた。

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