お知らせ

2024年02月28日

SciREXコアコンテンツ1.5.3 「科学技術外交の近年の動向と今後の課題」を公開しました

CRDS－研究開発戦略センター, SciREX－科学技術イノベーション政策研究センター

「科学技術イノベーション政策の科学」コアコンテンツ の新規原稿を公開しました。ぜひご覧ください。なお、英訳版は後日公開予定です。

• ● タイトル：1.5.3 「科学技術外交の近年の動向と今後の課題」
• ● 著者：有本建男氏（政策研究大学院大学客員教授／科学技術振興機構参与／ISC フェロー）、浅野佳那氏（科学技術振興機構研究開発戦略センター（JST-CRDS）フェロー）
• ●概要：本稿では、科学技術と外交の相互作用といえる科学技術外交について、近年の動向と歴史的な変遷を紹介し、ついで、ここ数年の新型コロナウイルスによるパンデミック（コロナパンデミック）、ロシアのウクライナ侵攻などの国際的な地政学的緊張の高まりと、AI、量子、バイオ等新興技術の急激な発展と大きな社会インパクトを受けて、科学技術外交が先進国・途上国を含めて世界的に安全保障、政治経済上も関心が高まっている状況を紹介する。最後に今後の科学技術外交のあり方の再検討に向けた世界的な動きとそれを取り巻く課題を考える。

※「科学技術イノベーション政策の科学」コアコンテンツとは？
「科学技術イノベーション政策の科学」とは、科学技術イノベーション政策をよりエビデンスに基づくものにするために、政策と研究が相互作用しながら発展する、新たな学問領域です。 このウェブサイトでは、「科学技術イノベーション政策の科学」を理解する上で基本的に必要な知識を、コアコンテンツとして提供しています。 「科学技術イノベーション政策の科学」を新たに学び始める学生の方、科学技術イノベーション政策に携わる政策担当者や実務家の方に、是非お読み頂きたいと思います。
https://scirex-core.grips.ac.jp/core