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2023年09月06日-

【終了しました】第46回SciREXセミナー「科学技術ガバナンスとELSI/RRI:加速するルール・規範形成と日本の課題 」

CRDS-研究開発戦略センター, SciREX-科学技術イノベーション政策研究センター

※本イベントは終了しました。たくさんのご参加をいただきありがとうございました。

SciREXセンターでは、第46回SciREXセミナーを2023年10月10日(火)18:30~20:00にハイブリッド形式で開催します。今回取り上げるのは、科学技術振興機構研究開発戦略センター(JST-CRDS)が今年5月に公開した戦略プロポーザル『科学技術・イノベーションの土壌づくりとしてのELSI/RRI 戦略的な科学技術ガバナンスの実現に向けて』です。ELSI/RRIの実践が、新興技術をめぐる国内・国際的なガバナンスや、科学技術の実用化により近いところで進められているルール・規範形成にどのようにつながり得るのかといった点について、現状と今後の在り方を一緒に考えましょう。

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【今回の資料は以下よりご覧いただけます】

概要

 科学技術の萌芽段階から社会への実装までのタイムスパンが短くなっている昨今、新興技術にかかるルール・規範形成に、アカデミアの研究開発側が関与していくことがこれまで以上に求められています。科学技術の実用化に関わるルール・規範形成に先立ち、その前提となるコンセプト検討やアジェンダ設定と深く関係するのが、倫理的・法的・社会的課題(ELSI: Ethical, Legal and Social Issues)、および、責任ある研究・イノベーション(RRI: Responsible Research and Innovation)の実践です。

 そこで今回、科学技術振興機構研究開発戦略センター(JST-CRDS)が今年5月に公開した戦略プロポーザル『科学技術・イノベーションの土壌づくりとしてのELSI/RRI 戦略的な科学技術ガバナンスの実現に向けて』を取り上げます。まず、執筆リーダーを務めた加納寛之氏より、同プロポーザルの概要のご紹介や、科学技術・イノベーションを通じた国際競争力の強化に関わるELSI/RRIの戦略的重要性について問題提起をいただきます。後半では、世界初の装着型サイボーグHALの規制とイノベーションの論考もある池田陽子氏(経済産業研究所(RIETI) コンサルティングフェロー)を交え、戦略プロポーザルの内容を多角的な観点から議論する予定です。池田氏はイノベーション政策や国際的なルール形成戦略に長らく従事され、現在は政府全体のスタートアップ政策を統括されています。

 ELSI/RRIの実践が、新興技術をめぐる国内・国際的なガバナンスや、科学技術の実用化により近いところで進められているルール・規範形成にどのようにつながり得るのかといった点について、現状と今後の在り方を一緒に考えましょう。

講演者情報

【話題提供者】
加納 寛之 氏
(JST-CRDS 科学技術イノベーション政策ユニット フェロー)

大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大学院副専攻プログラム「公共圏における科学技術政策」修了。大学院在学中に民間シンクタンクにて「テクノロジーの社会実装」に関わるプロジェクトや、国立環境研究所にて環境分野におけるエビデンスに基づく政策形成に関する研究に従事後、2020年より現職。本セミナーのテーマであるELSI/RRIに関わる調査・提言活動のほか、新型コロナウイルス感染症対応にかかる科学的助言の課題を検討した調査報告書の執筆や、OECD・グローバルサイエンスフォーラムの「Mobilising science in crises: lessons learned from COVID-19」プロジェクトに参画。

【話題提供者 兼 ディスカッサント】
池田 陽子 氏
(経済産業研究所(RIETI)コンサルティングフェロー/内閣官房新しい資本主義実現本部事務局企画官)

東京大学法学部卒業、アメリカ・ニューヨーク大学ロースクール修了(法学修士)、オランダ・マーストリヒト大学大学院修了(公共政策学修士、イノベーション政策専攻)。2007年経済産業省入省以来、イノベーション政策と国際的なルール形成戦略に従事。2022年より内閣官房新しい資本主義実現本部事務局に出向し、政府全体のスタートアップ政策を統括。2015年よりRIETIコンサルティングフェローとしても活動。主要論文に、”Regulation and innovation under the 4th industrial revolution: The case of a healthcare robot, HAL by Cyberdyne”(Technovation誌)。今年8月に日本神経科学学会で講演を実施。https://www.rieti.go.jp/users/ikeda-yoko/

【ファシリテーター】
下田 隆二 氏
(政策研究大学院大学 客員教授/SciREXセンター 事務総括)

東京大学工学部卒業、アメリカ・ハーバード大学行政学修士、科学技術庁調査課長、地震調査研究課長、一橋大学イノベーション研究センター教授、科学技術政策研究所(当時)総務研究官等を経て、2002年東京工業大学教授、2016年同大学名誉教授。この間、科学技術政策の企画立案、調査研究、東工大において産学連携推進、研究支援、研究企画等に従事。2020年からSciREX事業に直接的に関与。

日時

2023年10月10日(火)18:30 ~ 20:00
※対面会場の開場は18:10

場所

Zoomウェビナーを用いたハイブリッド形式です。

【対面会場】
霞が関ナレッジスクエア スタジオ
〒100-0013 
東京都千代田区霞が関 3-2-1 
霞が関コモンゲート 西館ショップ&レストラン 3 階
※アクセスマップはこちら

【オンライン会場】
お申込み後に接続情報をお送りいたします。
※対面参加にお申込みの場合はオンライン会場のURLはお送りいたしません。

言語

日本語

主催

政策研究大学院大学 科学技術イノベーション政策研究センター(SciREXセンター)

共催

文部科学省 科学技術・学術政策局研究開発戦略課 政策科学推進室

参加申込み

※本イベントは終了しました。たくさんのご参加をいただきありがとうございました。

※対面会場とオンライン会場では申込フォームが異なりますのでご注意ください。

☆★対面会場でのご参加はこちら(先着30名、10/4正午〆切)☆★
※定員に達し次第受付を締め切らせていただきます。
※定員に達していない場合も10月4日正午に締め切らせていただきます。
※当日の会場での参加申込みはお受けできません。予めご承知ください。
※セミナーの様子は会場に設置された複数台のカメラを通してZoomウェビナー上でライブ配信いたします。対面でご参加される方はお姿が映りこむ場合があり、ご質問の様子・音声はオンライン上に流れます。また、広報資料や報告書等での使用を目的としてSciREXセンター担当者が会場の様子を撮影する際に写りこむ可能性があります。これらの点をあらかじめご了承の上お申込みください。

☆★Zoomウェビナーでのご参加はこちら(先着500名)☆★
※ウェビナーはイベント開始直前まで登録を受け付けています。

【お問い合わせ先】
SciREXセンター広報・アウトリーチ担当
scirex-pr@grips.ac.jp

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