SciREX事業では、具体的な政策ニーズをもとに、課題設定段階から研究者と行政官が協働して研究を進める「共進化実現プロジェクト」を実施しています。研究者の学術的関心だけに基づく研究でもなく、短期間で成果を出すことを求めがちな行政官が行う調査分析でもない、新しいEBPM（エビデンスに基づく政策形成）に向けた実践の取組です。本セッションでは、平成31年度から開始した9つのプロジェクトについて、２年間の取組の成果を報告します。プロジェクトに取り組む研究者や行政官と直接対話いただけます。是非、ご参加ください。

【共進化実現プロジェクト一覧】

プロジェクトの概要については、こちらをご覧ください。
https://scirex.grips.ac.jp/project/list.html

[1] 研究生産性に与える要因とメカニズムの探求のための定量分析：論文生産性を指標とした競争的資金と組織特性の影響分析
　　代表者：江藤 学　一橋大学イノベーション研究センター 教授
　　政策担当部署：文部科学省科学技術・学術政策局企画評価課

[2] 研究力向上に向けた新たな測定指標の開発：各研究文化に適合した分野別指標と組織・ネットワークの機能指標
　　代表者：林 隆之　政策研究大学院大学 教授
　　政策担当部署：文部科学省科学技術・学術政策局企画評価課、研究振興局学術機関課

[3] イノベーション創出の基盤強化のためのメカニズム分析：SPIASを活用して
　　代表者：池内 健太　政策研究大学院大学SciREX センター 特任フェロー
　　政策担当部署：文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官（国際担当）付、研究開発基盤課、人材政策課、企画評価課

[4] 新興・融合科学領域における「予見・分析手法」の検討と人的ネットワークの形成
　　代表者：有本 建男　政策研究大学院大学 客員教授
　　政策担当部署：文部科学省 科学技術・学術政策局企画評価課新興・融合領域研究開発調査戦略室

[5] イノベーション・エコシステムの構成要件に関する調査・分析
　　代表者：永田 晃也　九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター センター長／教授
　　政策担当部署：文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課

[6] 医療分野の特性に合った基礎研究・応用研究・実用のイノベーションエコシステム構築に資する調査研究
　　代表者：隅蔵 康一　政策研究大学院大学 教授
　　政策担当部署：文部科学省研究振興局ライフサイエンス課

[7] 地震分野の研究成果の実効的な活用・社会実装方策に関する分析
　　代表者：森川 想　政策研究大学院大学SciREX センター 特任フェロー
　　政策担当部署：文部科学省研究開発局 地震・防災研究課

[8] 大学等における人材育成活動による、新興国における宇宙技術の開発・利用への貢献に関する国内枠組みの検討・分析
　　代表者：城山 英明　東京大学公共政策大学院 教授
　　政策担当部署：文部科学省研究開発局宇宙開発利用課宇宙利用推進室

[9] 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）の歴史・現状・未来像に関する研究:政府と民間の関係に焦点を当てて
　　代表者：渡邉 浩崇　大阪大学COデザインセンター 特任准教授
　　政策担当部署：文部科学省研究開発局宇宙開発利用課

2021年2月17日（水）14：00～16：00
参加費無料（事前登録制）

Zoomにて開催

日本語 (日本語から英語への同時通訳あり)

政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター（SciREXセンター）

文部科学省、SciREX拠点大学・関連機関

【申込】https://www.scirex-openforum.info/
【お問い合わせ】オープンフォーラム運営事務局：scirex-openforum@nagoya-nsc.co.jp