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2019年03月06日-
EBPM(エビデンスに基づく政策形成)セミナー
CSTIPS-科学技術イノベーション政策教育研究センター(九州大学)
政府統計の不正実施問題が、連日のようにマスメディアにより報道されています。行政機関が作成する統計に対する信頼を揺るがす状況は、政策の立案・実行過程の公正性を脅かすことにもなりかねない衝撃的な事態です。EBPM(エビデンスに基づく政策形成)の重要性が官民で叫ばれている一方で、エビデンス(根拠)となるべき統計が信頼できないものであるならば、EBPM自体が空洞化してしまうことになります。なぜこのような事態が発生したのでしょうか。このような事態を打開する上で、官民の直面する課題は何でしょうか。
九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS)は、統計など科学的な根拠に基づいて政策を立案・実行できる人材養成のために、「科学技術イノベーション政策専修コース」を2013年度に設置しました。このコースは、九州大学の大学院生の他、社会人の科目等履修生を福岡県庁や福岡市役所などから受け入れ、2018年度までの5年間にのべ355人、実数で196人が受講しました。こうした実績に基づき、CSTIPSは福岡県と共催で、県民の皆様を対象にEBPMについて学ぶセミナーを開催いたします。本セミナーでは、経済統計を用いた実証的な経済分析の第一人者である黒田昌裕 慶応義塾大学名誉教授を招聘し、ご講演をいただきます。年度末のご多用の時期とは存じますが、どうぞ奮ってご参加ください。
趣旨 | 「経済統計の信頼回復に向けて」 |
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日時 |
2019年3月22日(金)18時~19時30分 |
場所 | 九州大学病院キャンパス 総合研究棟105セミナー室 |
参加申し込み、お問合せ | 参加費:無料 |