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2018年04月02日-
【4/20開催】第24回SciREXセミナー 「医療の質、横たわる地域格差をどう乗り越えるか」
RISTEX-社会技術研究開発センター, SciREX-科学技術イノベーション政策研究センター
以下の通り、第24回SciREXセミナー「医療の質、横たわる地域格差をどう乗り越えるか」を開催します。
皆様ふるってご参加ください。
趣旨 | 全国津々浦々まで行き渡る医療サービス。地域医療の発達により、どこでも同じレベルの治療を受けられるとされていながら、その実態はこれまで必ずしも明らかにされていませんでした。今回ご紹介するプロジェクトでは、脳梗塞の新たな治療法であるt-PA投与(血栓溶解療法)を切り口に、医療サービスの提供にどのように偏りがあるのか、その実態の可視化に取り組みました。
プロジェクトでは、効果的な治療を施す能力を持つ病院がどこに位置しているのか、人口や医療ネットワークの地域差を見える化したうえで、医療に関係するステークホルダーと情報共有に取り組みました。見える化された結果について、政策関係者や医療関係者に対して意識調査を行ってみると、単にエビデンスとなる情報を提供するだけでは解決しがたい様々な問題群が見えてきました。
導かれたエビデンスをどのように取り扱い、そしてどうすれば具体的な政策の改善に結び付けていくことができるのか。医療政策に関わる参加者も交えて、根拠ある政策形成には何が鍵となるのかディスカッションします。
話 題 提 供 者:
今中 雄一(京都大学大学院医学研究科 教授)
ファシリテーター:
山縣 然太郎(山梨大学大学院総合研究部医学域 教授)
◆ 今中 雄一(いまなか・ゆういち)講師略歴
京都大学大学院医学研究科教授。専門は医療経済学。医療費問題に限らず、医療・診療の指標化や地域の医療ニーズマネジメント、医療政策など「医療の質と経済性」をめぐる社会的・学術的課題の解決に向けて、研究・開発を行う。JST-RISTEXのプロジェクトでは脳梗塞や急性心筋梗塞などへの医療サービスにどのような地域差があるか、可視化と政策へのインプットに取り組んだ。著書・監修書に『「病院」の教科書-知っておきたい組織と機能』(医学書院、2010年)、『シリーズ生命倫理学17巻 医療制度・医療政策・医療経済』(医学書院、2013年)などがある。
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お問い合わせ | scirex-center@grips.ac.jp |
日時 |
2018年 4月 20日(金) 18:30 ~ 20:00
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場所 | 霞が関ナレッジスクエア エキスパート倶楽部 アクセス
(*外堀通り沿い。お隣は天野歯科医院です。)
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言語 | 日本語 |
主催 | 政策研究大学院大学 科学技術イノベーション政策研究センター/文部科学省
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参加申し込み | こちらのフォーム からお申込みください。
参加申込人数が定員に達しましたので、申込受付を終了とさせていただきます。 |