世界的に経済が低調な中、持続的なイノベーション創出の必要性から、イノベーションの種を生み出す大学の研究開発機能の強化が重要になってきている。大学は研究開発の知のネットワーク拠点として、地域社会を含めたイノベーション創出システムを構築することにより、大きな社会的インパクトや新たな市場を創出することが期待されている。しかし、ここ10年で日本の産学連携の体制整備は進んだものの、産学連携活動自体はかならずしも進展していると言えない状況である。

 　特に、地域の大学にとって研究成果を大規模なイノベーションの創出に繋げていくためには、産学官の関係者間のネットワークの拡大や研究開発活動のスケールアップが必須であり、地域内や国内の産学連携から国際共同による産学連携へと展開することが鍵となると考えられる。そのための推進策や仕組みづくりが重要となってきている。

　本ワークショップでは、米国のニューメキシコ大学で実施されている地域におけるハイテクビジネスの産学連携・技術移転の取組、日本の国際・大学知財本部コンソーシアム（UCIP）による国際産学官連携推進事業の活動事例などを紹介し、今後、大学がイノベーション創出を牽引する研究開発機能を強化し、国際／国内競争力をつけるために必要な方策は何かを検討する。

文部科学省科学技術・学術政策研究所　SciSIP室　（担当：伊藤）

Tel: 03-6733-6539　　E-mail: siena@nistep.go.jp

2014年1月15日（水曜日）　14時00分～17時30分 (受付開始 13時30分)　

芝浦工業大学　芝浦キャンパス　8階　802教室　（東京都港区芝浦3-9-14）

http://www.shibaura-it.ac.jp/about/campus_shibaura.html

日本語・英語　（同時通訳あり）

文部科学省科学技術・学術政策研究所（NISTEP)、国際・大学知財本部コンソーシアム（UCIP)、ニューメキシコ大学（UNM)、ニューメキシコ大学技術移転事務所（STC.UNM)

●参加費：　無料 (事前登録制）



●参加申込み先：

　文部科学省科学技術・学術政策研究所　SciSIP室　（担当：土橋）

　Tel: 03-6733-6539　　E-mail: siena@nistep.go.jp



上記アドレスに　ご氏名・ご所属　を明記のうえ、 お申込ください。



申込締切：　2014年1月8日 (水) 17時



なお、会場の都合により出席者を調整させていただく場合がございますので予めご了承ください。

※プログラム等の詳細に関しては、以下をご覧ください。

  　http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-UNM-UCIP_WS.pdf