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2013年02月08日-

第3回 STIG Policy Platform セミナーワークショップ『福島原発事故がアジアにもたらしたもの』~社会的、政治的、経済的なリスクの連鎖を考える~

STIG-科学技術イノベーション政策の科学教育プログラム(東京大学)

趣旨

 福島第1原子力発電所の過酷事故は、国内外において公衆や政治を巻き込む原子力論争を起こし、安全規制活動の再吟味と抜本的改善を促すに留まらず、原子力発電の開発利用に係る政策の再考にまで及んでいる。そして、原子力発電利用は国内外の政治・経済・社会活動などと深く複雑に相互連結・依存関係をもつことから、様々な形でリスクが新興あるいは再興している。本セミナーでは、福島原発事故はアジアの原子力利用国に何をもたらしたのか、その状況への理解を深めることを主眼とし、韓国科学技術院のKang客員教授より福島事故から韓国は何を学び、如何なるリスクガバナンスを展開しようとしているのか、シンガポール国立大学のGopi准教授から福島事故以後インドにおいてどのような問題が顕在化し議論されているのか、同様に北京大学のChen副教授から福島事故以後中国においてどのような問題が顕在化し議論されているかについて講演していただく。これらを踏まえ、パネルディスカッションでは、原子力重大事故が国内社会に留まらず、国際社会なかでもアジア地域にどのような社会的、政治的、経済的なリスクを引き起こすか、それらの連鎖と帰結の意味合いを我々はどのように認識すべきなのか、そして如何に対処しうるかについて議論を行う。

日時

2013年2月13日(水曜日)14時30分~18時30分

場所

東京大学本郷キャンパス 伊藤謝恩ホール

伊藤国際学術研究センター内 地下2階

言語

日英同時通訳付

主催

東京大学公共政策大学院エネルギーと地球環境の持続性確保と公共政策(SEPP)、東京大学政策ビジョン研究センター

共催

東京大学公共政策大学院科学技術イノベーション政策のための科学教育・研究ユニット(STIG)

参加申し込み
参加をご希望の方は、以下のホームページから参加登録をお願いします。

http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/news/2013/01/news20130110.htm

※入場無料・事前申込制(定員に達し次第、申込みを締め切らせていただきます。)

 
プログラム

14:30-14:35  ご挨拶

城山英明 公共政策大学院副院長、政策ビジョン研究センター長
14:35-15:15   基調講演 「韓国の原子力安全確保活動と課題(仮題)」
 Jungmin Kang 韓国科学技術院客員教授
15:15-15:45   基調講演 「福島事故はインドに何をもたらしたのか(仮題)

T.S. Gopi Rethinaraj シンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院准教授

15:45-16:15   基調講演 「福島事故は中国に何をもたらしたのか(仮題)」

 Chen Shaofeng 北京大学国際関係学院副教授
16:15-16:30   休憩

16:30-18:20   パネルディスカッション

モデレーター: 谷口武俊 東京大学政策ビジョン研究センター教授
パネリスト:

城山英明 東京大学公共政策大学院副院長、政策ビジョン研究センター

Jungmin Kang 韓国科学技術院客員教授

T.S. Gopi Rethinaraj シンガポール国立大学リー・クワン・ユー公共政策大学院准教授

Chen Shaofeng 北京大学国際関係学院副教授

 鈴木達治郎 原子力委員会委員長代理

 諸葛宗男 東京大学公共政策大学院特任教授

18:20    閉会

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