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第10回EU-日本科学政策フォーラム 変化し続ける世界における
科学技術イノベーション政策

第10回EU-日本科学政策フォーラム –変化し続ける世界における科学技術イノベーション政策

「第10回EU-日本科学政策フォーラム」が2019年10月5日、京都国際会館で開催されました。本フォーラムは毎年10月に京都で開催される「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STS Forum)」の前日に行われ、欧州連合(EU)・日本両地域の科学技術政策について知見を深め、意見を交わすことを目的としています。10回目の開催となる本年は、過去の議論を踏まえつつ、「変化し続ける世界における科学技術イノベーション政策」をテーマに発表やディスカッションが行われました。例年駐日欧州連合(EU)代表部及び政策研究大学院大学(GRIPS)によって主催され、本年も130名以上の有識者が集まりました。

第10回EU-日本科学政策フォーラム –変化し続ける世界における科学技術イノベーション政策-

尾身幸次STSフォーラム理事長は開会の挨拶の中で、2021年には欧州・日本両地域で新しい科学技術計画が始動するため、今こそ確実な協働関係を築くことが重要であると述べました。

本フォーラムでは、変化し続ける世界に科学技術研究が対応するためには、政策担当者が国際的な共同研究を進めやすい環境を整えることが重要であると結論づけられ、特に以下の点が登壇者により指摘されました。

  • 「ホットスポット領域」の選定:ゼロベースで共同プロジェクトを始めるのではなく、既に行われている共同研究や活動の中から欧州・日本両地域に最大級の結果をもたらす分野を選別し、発展させてゆくことの必要性
  • 研究のデジタル化:オープンデータなど、デジタルの力を利用して研究を促進させることの重要性
  • 新しい類の協働を進める上での政策の役割:共同研究や活動を促進するためにいかに制度を整え、個人単位のみならず国や地域全体にとっての利益に結びつけるか
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