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SciREXサマーキャンプ2024政策提案プロセスを体験。
参加者たちが議論を深め合った3日間

初対面とは思えない活気。
多様なバックグラウンドを持つメンバーが融合した1日目

初日のグループワークを終え、ほっと一息の懇親会

初日から約4時間におよぶディスカッションを行った参加者たち。集合写真撮影を挟んで、午後6時からは場所を移し懇親会を行いました。

懇親会の冒頭でメンターの一人でもあるGRIPSの隅藏康一教授が「3日間よろしくお願いします」と乾杯の音頭をとると、なごやかな雰囲気に。学生や教職員、行政官の垣根を越えて交流を楽しむ姿が見られました。

グループワーク後、⾏われた懇親会

隅藏教授は初日のグループワークの印象について「オンラインで事前学習ができていたので、初対面とは思えない活気があります。10-20代の学生や官公庁、民間企業に籍を置く方など、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーがチームとしてうまく融合しているのではないでしょうか」。

普段、関西の大学でゲノム編集や医療における権力構造について研究しているという留学生は、初日を振り返って「サマーキャンプに参加するのが憧れでした。今日のグループディスカッションでは他の方の意見を聞くだけで勉強になりましたし、私の母国の事例もお話しすることができました。明日はたくさん出たテーマから抜粋する作業を行っていきます」と笑顔で初日の収穫をあげました。

乾杯の⾳頭をとったGRIPSの隅藏康⼀教授

また、街づくりに関わる企業に勤務しながらGRIPSで学ぶあるメンバーは、昨年に続き今回が2回目の参加とのこと。参加した理由について「科学技術が普及するプロセスを理解でき、また学んでいることをどう具現化するかを体験できるのが、このサマーキャンプの魅力です。普段の業務においても多方面の方々と高い次元でディスカッションするために、産官学の3つの思考を知ることが欠かせません。政策や科学技術イノベーションに携わりたい人にとって、このサマーキャンプはおすすめ度100パーセントです!」と語ってくれました。

さて他大学や他グループのメンバー同士が交流を深めた懇親会の後は、2日目の準備のために教室に戻るグループあり、煮詰まった議論を切り上げて英気を養うべく早めに解散するグループあり、また大学から場所を移して親睦を深める参加者の姿も。事前学習のおかげで比較的スムーズにグループワークが進んだことで、以前のように深夜近くまで議論に費やすことなく、思い思いの時間を過ごすことができたようです。

なごやかな雰囲気で交流を楽しんでいた

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