• SciREX 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」
  • 科学技術イノベーション 政策研究の過去・現在・未来 2012年12月14日(金)

イベント

開催日 2013.07.12 - 2013.07.12 東京大学

【第9回PoPセミナー】トランジションマネジメント:持続可能な移行に向けた科学、ガバナンス、アントレプレナーシップ

【第9回PoPセミナー】トランジションマネジメント:持続可能な移行に向けた科学、ガバナンス、アントレプレナーシップ

The 9th Policy Platform Seminar

トランジションマネジメント:

持続可能な移行に向けた科学、ガバナンス、アントレプレナーシップ

Transition management: science, governance and entrepreneurship for sustainability transitions

【参加お申込み:registration formから】

講師:Prof. Derk Loorbach (エラスムス大学准教授, Dutch Research Institute for Transitions, Director )

日時:2013年7月12日(金)17:00~19:00

会場:東京大学本郷キャンパス経済学研究科学術交流棟(小島ホール)2階コンファレンスルーム(Map

言語:English(日英逐次通訳あり)

【開催概要】

 今回の講義では、過去10年間、ヨーロッパなどで発展したトランジション・マネジメントの方法論をご紹介します。トランジション・マネジメントは、ビジネス、科学、政策、市民社会を統合して持続可能な社会に向けた大規模なシステム変革を誘導し加速させるためのガバナンスに着目した方法論です。トランジション・マネジメントの思想に基づけば、技術開発、トップダウンの政策、自由市場に依存したイノベーションだけでは、持続可能な社会にいま必要とされる課題には、ほとんど対応できないとみられます。むしろ、エネルギー、食品、医療、教育、福祉といった、組織化・制度化された社会システムを根本的に変えるトランジションが必要なのです。グローバル化への対応とイノベーションの現場の狭間で、持続可能な未来に向けて、社会全体の文化、構造、行動様式をシフトさせることがいま我々が直面している課題なのです。

 今回の講義では、トランジション・マネジメントの理論に加え、研究、政策、アントレプレナーシップ、社会イノベーションといった視点から、持続可能社会に向けた大規模なトランジションを検討し実現した事例についてもお話します。


主催:東京大学 科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育・研究ユニット

共催:科研費「持続性確保に向けたガバナンス改革と政策プロセスマネジメント」

※科学技術イノベーション政策の科学教育プログラムでは、産・官・学をつなぐプラットフォーム構築の場として、Policy Platform Seminar(PoPセミナー)を開催しています。

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