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2017年10月08日

【海外動向】科学技術イノベーション政策の科学 海外情報(10月2日~10月5日)

CRDS-研究開発戦略センター

「政策の科学」関連 海外情報  期間:10月2日~10月5日
CRDS科学技術イノベ-ション政策ユニットにおいて、海外の「政策のための科学」関連のインターネットサイトやツィッターでの関連タグ(「政策のための科学」関連のツィートの抽出ができる)* から、日本の「科学技術イノベーション政策の科学」関係者にとって関係が深いと思われる記事や情報を選択し、以下のとおりまとめました。(文責:林)
 
主なトピック:【情報提供】
【情報提供】

Guardian紙:個々の科学者の才能は賞賛されるべきだが、科学の成功は協力によって達せられる~ We hail individual geniuses, but success in science comes through collaboration  (102)
今週はノーベル賞受賞者の発表が行われるが、科学における才能を助ける協力関係こそが成功の基礎であるという論旨の記事。とりわけ政治的な協力が必要であると主張しており、英国のBrexitによる科学への負の影響を憂慮している。
https://www.theguardian.com/commentisfree/2017/sep/30/we-hail-individual-geniuses-success-in-science-collaboration-nobel-prize  (記事)

 
Times Higher Education誌:政策における学術界の「傲慢さ」~ Chief science adviser attacks academic ‘arrogance’ on policy  (102)
ニュージーランドのチーフサイエンスアドバイザーである、Peter Gluckman卿は科学者の政策に対する態度が「傲慢」であると指摘している。
https://www.timeshighereducation.com/news/chief-science-adviser-attacks-academic-arrogance-policy  (記事)
 
Science誌:エビデンスとは何か?エビデンスに基づく政策立案についてのレポートに悩む米国議会~ What’s the evidence? Congress struggles to understand new report on evidence-based policy  (102)
先週末、米国下院において「エビデンスに基づく政策立案のための評議会」によるレポートが議論されたが、特にデータの重要性に焦点が当てられた。米国議会では、予算削減から国勢調査を任意の回答者のデータを使用して行うことが検討されているが、評議会関係者は、無作為抽出でなくてはデータとして意味がないと主張している。
http://www.sciencemag.org/news/2017/09/what-s-evidence-congress-struggles-understand-new-report-evidence-based-policy (記事)
 
~フリーソフト:科学技術イノベーション研究のためのフリーソフト紹介~ Free software for quantitative science and technology studies (103)
アムステルダム大学のLoet Leydesdorff教授による、科学技術イノベーションの計量的研究(特許、文献、テキスト等)のためのダウンロード可能なソフトウェア紹介ページ。(注意書きをよく読み、個人の責任においてご活用ください)
http://www.leydesdorff.net/software/index.html (フリーソフトリスト)
 
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(参考)
現在、定期的に情報収集しているサイトは以下の通り:
アカウント@MIOIR、@sppgatech、@CSPO_ASU、@SPRU、@uclsteapp等。
 
海外情報は、【俯瞰:研究基盤】、【俯瞰:分析手法】、【俯瞰:政策デザイン】、【情報提供】、【ディスカッション】、【告知】に分類した。

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