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2016年11月28日

【開催報告】第22回「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(STiPS Handai研究会)

STiPS-公共圏における科学技術・教育研究拠点(大阪大学/京都大学)

 2016年11月18日(金)に、大阪大学豊中キャンパス 全学教育推進機構スチューデントコモンズ2階セミナー室Aにて、第22回「公共圏における科学技術政策」に関する研究会(STiPS Handai研究会)「文部科学省における政策立案・政策形成」を開催しました(大学院生対象の授業「科学技術と公共政策」の一環として開催)。この研究会には、17人(授業の受講生7人、外部聴講5人、大阪大学教職員5人)が参加しました。
 
 今回は、ゲストに文部科学省の斉藤卓也さんをお迎えしての研究会でした。斉藤さんは、「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」推進事業の立ち上げに携わった方です。これからの大学や研究環境の在り方を考えながら、日々お仕事をされています。


 まずは、今まで携わってこられた事業や現在担当されている業務についての紹介がありました。その後、日本の国力 (経済力・国際競争力・エネルギー自給率等)の現状や推移を諸外国のデータと比較しながら分かりやすくご説明いただきました。これらの状況を理解したうえで、今後、日本がどのような未来を選択すべきなのか、大学および研究環境の改革や人材育成はどうあるべきか、といった課題について、政策担当者の目線からお話いただきました。斉藤さんご自身が政策立案の現場において肌で感じていらっしゃることも交えながらのお話は、参加者の皆さんの心に響くものがあったようで、終了予定時間が過ぎても、質問が途切れませんでした。

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