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成果・資料

【SciREX-WP】革新的研究に至る背景と研究者の歩み -大隅オートファジー研究の解析を通じて-

タイトル「革新的研究に至る背景と研究者の歩み -大隅オートファジー研究の解析を通じて-」
英語タイトル
著者名原泰史, 赤池伸一
キーワードビブリオメトリクス, オートファジー
発行日2017/6/2
出版者政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター
シリーズ番号2017-#5
URL速報版はこちらからダウンロードできます。
シリーズ名SciREX ワーキングペーパー
概要オートファジーとは、タンパク質をはじめとする細胞質成分を細胞内の消化器官であるリソソームあるいは液胞に転送し分解する、一連のプロセスを指す。オートファジー研究の特色として、停滞期を経て周辺研究の促進により分子構造の同定が行われたこと、当初想定されていた飢餓適応時の生体物質のリサイクル系としての機能のみならず、発生と分化、がんや神経変性疾患の抑制、老化、免疫応答、抗原提示、細胞死、病原体の排除など、多様な生命現象への関与が明らかになりつつある(荒木・大隅 2012; DOI: 10.7875/leading.author.1.e005)。こうした研究の進展には、大隅良典東京工業大学特任教授をはじめとする研究グループが重要な役割を果たしており、2016年には大隅氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した。
 本ワーキングペーパーでは、こうした革新的な研究の取り組みを行う過程で大隅氏が果たした役割に着目するとともに、学術論文および特許データを用い、オートファジーに係る研究成果がどのように様々な科学領域に波及したのか解析を行う。こうした分析からは、2000年代以降オートファジーが様々な応用分野での研究開発が行われ、より広範囲な分野・領域へと波及したことを明らかにした。

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