平成24年度科学技術総合研究委託事業成果報告書「科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」で取り組むべき社会的課題、並びに拠点における人材育成プログラムに対する潜在的ニーズ及び育成される人材のキャリアパス形成に関する調査・分析」

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三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社

人材育成、human resource development、社会的課題、Social issues、潜在的ニーズ、Potential needs、キャリアパス形成、Career path formation、SciSIP、Science of Science and Innovation Policy、SciREX、Science for RE-designing Science,Technology and Innovation Policy、政策のための科学

平成25年5月

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　平成23年度より開始した「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』推進事業」（以下、「『政策のための科学』推進事業」という。）は、「多様化と複雑化が進む現代社会において、我が国が直面する課題を解決し、科学技術イノベーションに基づいた経済・社会の発展のダイナミズムを生み出すための政策と戦略のあり方を、客観的根拠（エビデンス）に基づき科学的に研究し、政策を実行していく取組を推進すること」を目的としている。

　「『政策のための科学』推進事業」では、「政策のための科学」の担い手となる人材の育成を目指し、そのための基盤的研究・人材育成拠点（以下、「拠点」という。）の整備が進められている。

　本調査は、「『政策のための科学』推進事業」を通じて育成される、「政策のための科学」に関する専門的知見を有する人材（以下、「『政策のための科学』人材」という。）の受け手となりうる潜在的な機関（以下、「潜在的ユーザー」という。）を発掘し、「『政策のための科学』推進事業」において取り組むことが相応しいと考えられる社会的課題を発掘するとともに、「『政策のための科学』人材」育成プログラムに対する期待や潜在的ニーズ、協力しうる内容及びキャリアパス形成に役立つ情報（「政策のための科学」人材への期待すること等）を幅広く調査し分析を行うことを目的として実施した。