今日、「水」は世界的に希少な資源となり、我が国の豊かな水資源もグローバルな獲得競争の中に巻き込まれつつあります。しかし、現在の法制度や地域運営の仕組みでは十分に対応できない状況です。水資源を地域の財産として確実に保護・保全しながら、地域社会の持続・発展に向けて有効活用するためには、地域の総合的な「水マネジメント」の仕組みを作り出すことが必要不可欠となっています。本シンポジウムでは、JST-RISTEXの採択事業の中で信州大学が新たに取り組み始めた「信州型水マネジメントモデル」構想についてディスカッションを行い、地域の皆様と共に実現することを目指していきたいと思います。

http://www.sis2008.jp/~brand/ristex2012.html

2013年3月4日（月曜日）13時30分～17時45分

ホテルモンターニュ松本（長野県松本市巾上）

http://www.hotel-montagne.com/access.html

信州大学

共催：独立行政法人科学技術振興機構(JST)　

後援：環境省、長野県、安曇野市、駒ケ根市、栄村、他

参加をご希望の方は、以下の申込フォームから登録をお願いします。

http://www.biuki.jp/ristex2012_form.html

申込締切：　2013年2月26日（火）

1. 開会挨拶 13:30 - 13:50（20分）

・山沢 清人　 (信州大学長)　

・伊地知 寛博　氏 (JST-RISTEX科学技術イノベーション政策のための科学

　プログラムアドバイザー・成城大学社会イノベーション学部 教授)

2. 基調講演　13:55 - 14:45（50分）

「地域のグリーンイノベーションと水資源利用」

・堀尾 正靱　氏　(龍谷大学政策学部 教授)

　　休憩（15分）

3. パネルディスカッション　15:00 – 17:30

【コーディネーター】

・村山 研一 (信州大学人文学部 教授・JST-RISTEX採択プログラム研究代表者)

【セッション①　テーマ：信州型水利用イノベーションに向けて】　15:15～

　コメンテーター：伊地知 氏、天野良彦 (信州大学 地域共同研究センター長)

・池田 敏彦 (信州大学名誉教授・研究特任教授) …小（ナノ）水力発電

・藤縄 克之 (信州大学工学部 教授)…地下水制御空調システム

・大江 裕幸 (信州大学経済学部 講師)…水利に関する行政制度・法制度

【セッション②　テーマ：地域の水利用・保全と制度課題】　16:20～

　コメンテーター：堀尾 氏、国土交通省 水管理・国土保全局 水政課

                           水利調整室長 麓 裕樹 氏

・室賀 荘一郎 氏 （長野県環境部温暖化対策課新エネルギー推進係長）

　…県の自然エネルギー施策、取り組み等

・塚田 康春　氏 （安曇野市市民環境部生活環境課長補佐）

　…地下水の利活用、保全について

・吉澤 一義　氏 （駒ヶ根市建設部環境課 環境保全係長)

  …地表水の利活用や保全、水利課題等

4. 閉会挨拶　17:35 - 17:45（10分）

・三浦 義正　　 (信州大学理事・副学長)

5. 懇親会　18:00 - 19:30（90分）

※会費制（2,000円）